孫一年生

未来の夢ふくらむ

 月日の流れは早いもので、孫も早やピカピカの一年生に、這い這いからヨチヨチ歩き、そして遊園地と一緒に行った日が昨日のごとき思い出されるが、その孫も小学校入学、これから長い学校生活が始まります。

  

     お父さんの単車に乗ってご機嫌             ランドセル背負って友達と遊ぶ

 娘が入学式が終わってから連絡してきたので孫の入学姿を見ることが出来なかったが、4月11日に立ち寄ってみると、孫がランドセルを背負って、さも恥ずかしげでうれしい顔を見せ、「じいちゃん通学路を通って学校まで一緒に行こう」と言うので、一緒に学校まで行く道々ここはどうのこうのと説明してくれ、学校に着くと「裏門から入ったらあかんねん、表門からやで」と言うので、表門に着くと新入生を迎えるように二本の桜が満開に。

  

      自宅前にて                        自宅前の公園で

 同じ道を帰りながら「友達出来そう?」と聞くと「もう出来たよ」との返事が、私が一番気になるのは娘夫婦が共働きのため、学童保育が終わったあと親が帰ってくるまで孫一人で留守番できるかどうか心配になったので「お母さんかお父さんが帰ってくるまで一人で留守番できる?」と聞けば「出来るよ、母ちゃんがちゃんとカバンに付けてくれてるから、でもカギ落としたら家のなかに入られへんから、母ちゃんの友達の家に行くねん」と頼もしい返事。

  

学校の正門前にて

 明けても暮れても阪急電車ばかり追っかけてたのに、逞しくなったものだと思いつつ、じいちゃんとしては孫に対し一抹の可哀想な気がするが、これも共働きをしなければ生活できないような政治のあり方を考えさせられる。

  

     正門前ではしゃぐ孫                   通学路

 80年代我も我もと持家に踊らされ、カギっ子の言葉が流行した現代版が、我が孫にまで及ぶとは思いもしなかったが、いま少子高齢化のなかで政府は複数出産を唱えてるが、複数出産が出来る社会へと、特に子供育成にかかわる社会保障に手厚い手立てをしないかぎり今後も孫と同様の境遇者が益々増加し、複数出産なんてありえない。

 五月の連休一日でも休みが合えば一緒に山でも登って、温泉にでもと思ってるが・・・・