私鉄「連帯する会」   第33回全国交流集会



 第33回全国交流集会が伊豆伊東温泉で開催されたので参加してまいりました。
伊東温泉は別府からでは遠い、13:30分から行われる集会には別府から一番電車に乗っても間に合わない、大阪府の豊中に娘夫婦と孫がいるが孫と久しく会っていないので孫の成長ぶりを見るため、豊中を中継点に全国交流集会に出かけた。
 集会が始まる前「私鉄のうたごえ」の人たちによって開幕演奏が行われ、そのあと開会の挨拶が行われ、全国世話人の小林敏夫さんが経過報告をするなか、この一年各会の職場では企業の増収増益が進んできたが、その見返りはなくアベノミクス効果は職場労働者とは無関係に、それよりか人員削減によって人手不足が蔓延し、休暇も満足に取れない事態が続いている。
 そのなか労働条件を守るには市民と野党の力で、交通政策を実現させる取り組みを強めていかなければならない、企業は株主第一主義で、株主には手厚く顧客に満足を与える交通労働者でいいのかが問われている。
 また先の衆議院選挙は安倍総理の「森・加計」隠しの選挙で、与党が前回と同様の議席を得たが国民の多数は安倍自公政権を支持しているわけではない。憲法9条を守り平和憲法を守って行こうと挨拶されました。
 来賓の挨拶では全労連・静岡県評と日本共産党から山添択さんが挨拶され、全労連の方は市民と野党の共闘に未来がある。山添さんは今の政治は安倍の私物化に変身し、与党議員は安倍に何も言えなくなっている、衆議院選挙では立憲民主党が野党第一党になったが、立憲民主党が第一党になった役割は日本共産党の役割が非常に大きく貢献した。共産党は選挙に負けはしたが共産党の野党共闘への働きでは勝利したと言ってよいと挨拶されました。
 記念講演では法政大学名誉教授の五十嵐仁さんが「総選挙の結果と野党共闘の課題」と題して話されました。
 話の内容は第一に総選挙の結果をどう見るか、自民党は現状維持、公明党は議席減、希望と維新は失速して敗北、立憲民主が唯一議席増、共産党は犠牲バントでアシストで9議席減らしたが、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあるとして、与野党の力関係に変化なし。
 第二に総選挙の波乱要因は民進党の分裂と新党の結成にある、それは都議選が起因しており民進の壊滅による蓮舫の辞任と小池の新党結成による
 第三に労働組合の対応、全労連は市民と野党の共闘実現、全労協は選挙に関する記事がなく、全労連と全労協は政党支持なし、連合は政党支持の悪弊で3分裂、希望の党・立憲民主党・無所属で立候補した民進系の議員と右往左往の選挙態勢
 第四に市民と立憲野党「立憲民主・共産党・社民党」との共闘で共産党は249選挙区で一本化、83の選挙区で擁立せず32選挙区で勝利した。毎日新聞の試算で野党候補一本化なら84選挙区で勝利し、朝日新聞の試算では63選挙区で逆転しただろうと報じている
 第五に今後の展望と課題として希望の党に合流した議員から9条改憲に反対や安保法制を評価しない議員が65%を以上の異論が出るなど、安倍は世論の動向を恐れているとき改憲に反対の世論を今以上に広げることが大事な事と、今後行われる地方選挙では市民と野党の統一候補の政策合意を結んだ擁立候補を目指し、参議院選挙でも一人区を中心に野党共闘の成立をめざし、市民連合と野党共闘の共闘体制を確立することが求められている。
 最後に野党がバラバラでは今の与党に勝てない、勝つその活路は市民との共闘しかなく、強固な核の形成を作り上げ、一統一志向のまともな野党の育成を求め、今は一歩後退二歩前進をめざし、今後の課題として統一戦線へ向けて草の根の運動が大事になってくると結びました。
 基調講演が終わったあと各会からこの一年取り組んできた報告や春闘にかかわる組合との関係や合理化問題などの報告が行われ、また会社がある集会等に参加したとの理由で定年延長を拒否された裁判闘争の支援の訴えが行われました。
 翌日は各分散会に分かれての勉強会が行われたので、私は「現在の交通政策について」と言うところで現役労働者が直面している交通政策を学んできました。


会場の演壇

開会前うたごえハーモニーで歌う「私鉄うたごえ」の人たち

    
       会場に行く新東名高速から見た富士山                     挨拶と報告をする代表の小林さん

    
       基調講演の五十嵐 仁 法政大学名誉教授                           夕食のお膳

    
       夕食会での余興 ドジョウすくい                       分科会で交通政策を語る阪井前代表

会場から見た伊東温泉の全景