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おこじょ山の会


    冤罪はどうして生まれるのか
なくそうえん罪 救おう無実の人々

 2010年5月29日日本国民救援会大阪本部主催による関西市民集会が表題のとおり北区民センターで行われましたので参加してきました。


 初めに大阪本部より集会の意義について挨拶が行われたあと、この一年を振り返るとして、いま冤罪によって裁判で闘ってる冤罪事件の紹介が有りました。
 関西の冤罪事件として支援者や家族からの訴えが紹介されたが、その中には1961年3月に発生した名張ぶどう酒事件が有ります、一審無罪・二審以降有罪で死刑が確定していますが、現在第七次再審請求が続いています。
 この事件はぶどう酒の中に農薬が混入されて7名の方が命を落とした事件ですが、犯行に使われた農薬や犯行時間には居なかった事が判明してるにかかわらず、警察・検事の暴行によって嘘の自白をしたことが有罪の根拠にされ、裁判所も本人の話を聞くこと無く警察・検事でっち上げの自白のみで有罪としています。
 他に2006年12月12日の香芝強制わいせつ事件・1984年12月28日の日野町事件・1999年3月の長生園不明金事件・2004年西宮郵便バイク事件・2007年9月21日姫路強制わいせつ事件・1995年7月22日東住吉事件・2004年2月16日地裁所長オヤジ狩り事件・2008年4月枚方冤罪事件と数えればきりがないほどの冤罪事件が有ります。
 このうち地裁所長オヤジ狩り事件枚方冤罪事件は無罪でいま国賠の裁判を闘っています。



 事件の紹介と支援の訴えが終わったあと、皆さんもご存じの冤罪で無罪釈放になった菅谷さんを交えたパネルディスカッションが行われる予定でしたが、菅谷さんが体調を崩したとのことで布川事件で無罪になった桜井昌司とのパネルディスカッションが行われました。
 桜井さんの話では知らない事件でも警察や検察にかかったら、あのてこの手でストーリーを組み立てられいつの間にか、それが自白となって有罪にされるとか、密室での取り調べで警察にかかったら誰でも犯人にするのはお手の物とか、明日は我が身と思っても不思議では無い世の中になってると、だから可視化大事だと話されていました。


最後に冤罪で闘ってる支援者と家族が紹介され集会を終えました。
皆さんでいま冤罪で闘ってる方たちに支援の手を差し伸べ、一人でも早く刑務所から救い出しましょう。

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