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関西福祉医療生協連のブロック方針討論集会が新大阪で開催に伴って、尼崎医療生協の組合員として参加して参りました。 近畿ブロック運営委員長の福島さんより開催の挨拶があり、そのあいさつの中で、日本は格差の拡大が進んでおり、その格差が人格を壊している、生協連はその格差是正に取り組んでいると述べれられました。 つづいて藤谷医療福祉生協連専務理事から2011年活動のまとめと2012年度重点課題として報告があり、その報告のなかで協同組合には一般の企業とは違う協同組合の特徴があり、協同組合にはその地域への貢献度が試されると述べられました。 しかしその反面地域に対してどれだけの貢献ができたのかと問われるが、その検証は難しく、事業を展開しているからと言って組合員の幸せは生まれない、もっと組合員や地域住民の立場に立った視野を広げる必要があると、そのなかで「医・福・食・住」をどうするかが生協連に求められてる。 @ 医については福祉医療生協としてはすることが多くあり、日本医師会との連携が必要だとして話し合いを重ねてきた結果、医師会との連携っが決まったが、医療に対する診療報酬が改悪され、医療に携わる診療報酬の90%が賄われている病院や個人医の経営が難しくなっている。 A 福については高齢者に対する街づくりが進み、特に高齢者が集まれる「たまり場」の普及が進んでいる。 B 食については事業活動としてどこも進んでない、今後の課題として取り組まねばならない問題と考えている C 住では組合員の増加には向かっているが、高齢化が進むなか組合員のマイナスになる生協も生まれているところもあり、そのなかで組合員づくりには地域住民との出会い、ふれあいが大切で、住民との支えあいの活動が求められている、そして共同の「わ」を作り、近畿280万の「わ」を作っていくことが大事だと述べられました。 この「医・福・食・住」を見ると病院医療と地域組合員のつながりが大切で、組合員や地域住民への見回りが重視され、特に機関誌の手配りを10%まで引き上げ、手配りをするなかで見回り配達として組合員や地域住民とのつながりを作っていくことが大事である結びました。 質疑応答のあと午後から分散会に移り、まとめとして分散会の各生協から活発な質問や意見が出されたと報告があったあと16:00に閉会となりました。 初めての討論集会参加でしたが、他の生協からの報告を聞くたび新鮮な発言に、今後の生協活動に生かしたいと感動したものでした。 |