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阪 急 連 帯 す る 会 OB会 総 会 


 阪急連帯する会のOBの総会が宝塚クラブで行われました。
 総会前の時間を利用して脇寺さんより安倍内閣が発足して高い支持率を維持しているが、TPP・原発の再稼働・憲法改悪などの真実を多くの国民に知らせる事が大事であると、また国民の生活実態は今どんな状態にあるのか等約50分のお話をしていただき、その後総会を行い昼食懇親会と致しました。

    

  脇寺さんの話から
 国民生活の実態はサラリーマンの平均年収は400万円で25年前の水準まで低下してきている、働く人の35.2%の人が非正規雇用で青年と女性では50%が非正規労働者となっている。
  TPPでは安倍さんは食・医・農など聖域を守ると言っているが例外なき関税撤廃が大前提であるため、いくら守ると言っても例外を認めれば協定が成り立たないので守る事は出来ないし、すでに合意しているルールは覆す事は出来ないため、TPPに参加すれば食・医・農など聖域を投げ捨て不利益な条件を飲まなければなくなる。
  原発については電力会社が原発を稼働しなくても電力は十分足りていると言っているにもかかわらず、原子力は経済的で火力発電より安くつくと言っているがほんとにそうだろうか、安全対策費や研究開発費・立地地域への交付金などを入れると火力より高くつき、福島のような事故が起きれば果てしない金額が国民にかかってくる
  憲法については安倍さんは憲法をどのように変えようとしているのか、私たち国民の運動や闘いは憲法がよりどころであるにもかかわらず、安倍さんは戦前・戦中の天皇中心国家へと突き進もうとしている、侵略戦争への反省、不戦の誓い、村山談話・河野談話を否定し9条2項の削除と国防軍の創設を狙っている。
憲法9条2項には「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は認めない」と記されているがこれを削除して内閣総理大臣を最高指揮官として国防軍を保持すると言っている。
 そして知る権利を制限し、軍法会議を創設して憲兵制度を採り入れ、軍を維持していくため徴兵制度の復活と軍事費の大幅な拡大を狙っている。
  OBとして豊かな生活として、現役を引退するときよく言われる言葉として第二の人生を、と言われるが都合のいい第二の人生なんてない、私たちの活動は仲間や労働者に生涯をかけた約束事で初心を忘れることなく貫いてこそ誇るべきもので、一生懸命に生きる素晴らしい人たちと結びお話を終えました。

     

  総会では事務局長よりこの一年の活動報告と次年度の方針案が提示され、会計より会計報告がなされたあと、満場一致で報告と提案が承認され総会を終えました。
  懇親昼食会では丸いテーブルを三々五々囲み和やかに懇親を深め15時過ぎに総会・懇親会を終了いたしました。

     

     

     

 

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