年金者組合別府支部第19回定期総会が上田の湯公民館で開催され、私は関西から転居後初めて別府総会に参加して参りました。
 支部長挨拶の中で昨年度の取り組み状況について、毎年年金の支給が下がり続けることに対して不服審査請求を行ったが棄却されたが、今年度は棄却された審査請求の再審査請求を行うことを決めたので協力をお願いしたい。
 介護保険については高齢化が進む中で要介護者の要介護1・2の人は介護保険制度から排除される政策が行われ、3・4・5の人と同等に保険料を納めているのに介護量によって差別されるのは生存の平等からして抗議の声を上げて行くと強調されていました。
 県本部から来賓として来られた大田さんは挨拶の中で、25年前に社会保障の充実を目指すと言う趣旨から年金者組合が結成されたが、自公政権によって悪政がまかり通り、年金者組合として社会保障のみに限定した取り組みでは、社会保障の充実を実現するのは困難になったとして、自公政権の悪政を断ち切るあらゆる取り組みを行っていきたい、特に大分県内にある年金者組合の中で別府支部は命の平等から日米安保問題をはじめとする平和・人権・若者の育成に取り組み、年金者組合中央が提議してきている諸問題を全てやり遂げ、県本部が目標としている全ての目標を成し遂げていると大いに評価していました。
 来賓として参加された日本共産党市会議員猿渡(えんど)久子さんは、今開催されている市議会において介護認定や介護をはじめとした問題を取り上げ市当局に改善を求めていると、平野文活さんは孤独死を防止する観点から緊急通報システムの改善やごみ焼却場に絡む汚職問題を追及していると話され、今回猿渡久子さんが来年の県会議員選挙に立候補するのでご支援を頂きたいと挨拶されました。
 昨年度の活動報告が事務局より行われ、昨年度は毎月25日を宣伝の日と決め別府駅前で署名と時勢にかなったハンドマイク宣伝を行い、その中で大分市が実践して市民に喜ばれているワンコインバス(100円)を別府市でも要求し実現したいと市民に訴えると多くの市民から署名や激励が寄せられていると報告がなされました。
 総会のあと昼食懇親会が行われ、少しアルコールが入った余興では組合婦人部による合唱や踊り、個人持ち込みによるカラオケなどが披露され、楽しい雰囲気のなかお開きとなりました。
 参加された皆様、お疲れ様でした。
 大会メインスローガン
  強大な年金者組合を!全国で20万人、別府で200名に
  一人ぼっちの高齢者を無くし、年金者組合に加入し生きがいと楽しみを

 
    
            別府市部のスローガン                         事務局からの報告を熱心に聞く組合員
 
    
         猿渡市議の議会報告と共産党からの訴え                       昼食懇親会
 
    
          婦人部のコーラス                                  踊りの披露