2014年日本共産党
 阪急労働者後援会総会



 
赤穂ハイツのテラスから見る日の出、海にはカキ養殖の筏が浮かんでいる

 
 
    
            事務局長の活動方針案の説明                     正垣伸夫さんの記念講演


 
 昨年別府に転居してから昨年の阪急後援会総会には出席できなかったが、今年は総会が開催される一昨日まで「おこじょ山の会」会員さんと飛騨高山地方の山登りで関西に居る娘の所に世話になり、一日間を置いた中で阪急後援会総会が赤穂温泉「赤穂ハイツ」で二日間の日程で開かれるとの事で総会に参加してまいりました。
 総会開催では、初めに会長の挨拶のあと、事務局長より2014年度の活動方針案と提案が行われ、そのあと正垣伸夫日本共産党大阪府委員会労働部長より記念講演が行われました。
 記念講演では「私たちを取り巻く情勢と労働者後援会の役割」と題して約1時間10分の講演があり、講演の内容として(1)、安倍政権の「亡国政治」に大攻勢をかけるべき歴史的情勢として、集団的自衛権の閣議決定が亡国の糸を引く、なぜなら公明党と内閣を構成している公明党の支持母体である創価学会員の滋賀県知事選には7%の人しか選挙に行かなかったことを踏まえ、いま安倍政権打倒の大きな共鳴が広がっていると・・・
 なかでも@沖縄基地問題は沖縄県民の怒りは天井を突き抜けた言うほどの怒りがあり、沖縄の自民党は平気で公約を踏みにじる風潮があるなか、勇気ある自民党議員が自民党を除名されても基地建設反対で県知事選の翁長さん支持に回っていると・・・
 Aに暮らしと経済について消費税率8%に引き揚げてから、日本経済で7月は7.1%の落ち込みとなり、過去20年間で一番の落ち込みになり、御用経済学者も来年の消費税10%は止めるよう安倍内閣に提言している。
 Bに集団的自衛権行使容認問題について、自衛権行使容認を自衛隊法に乗せようとしている闘いで、それを阻止して安倍の逃げを許さない大きな取り組みを行なうことが大事である。
 Cに原発問題について、2014年の夏は原発が一基も稼働しなくても過ごすことが出来たことをふまえ、今後も稼働を許さない闘いが必要であり、エネルギーは自然エネルギーへの切り替えが必要
 Dに安倍政権はなぜ暴政を続けるのかとして、安倍の祖父や伯父さんが暴政を行って名を残したので、自分も後世に名を残したいと言う欲望があるからだと分析し、安倍の暴政は一つつまづけばポキリと折れる弱いもので、折れてそれで終わる。
 Eに無党派層の増大は頼る政党を探しているとして、大阪の橋下市長を例に挙げ、橋下は住吉区の発言で橋下の政策に反対するなら共産党を支持せよとまで言い放ち、共産党以外は全ての政党が自分の支持者のように言っている。
 (2)労働戦線での重要な変化ーチャンスの情勢を生かそうとして、@に26回大会で規定したチャンスの情勢とは、職場で反共の声が薄れ、共産党が伸びる情勢があり、職場にあった反共の壁が崩れつつある。
 Aに労働運動を発展させる3つの方向として、連合職場では変化が起き、民主的強化が進んできていると・・・
 Bに一点共闘を通じてわが党への見方が大きく変化してきているとして、連合組合できょうさんとうに対する見方が変わってきている。
 Cに労働戦線の発展は民主連合政府への筋道として結び、そのあと質疑応答がなされました。
 そのあと、各会からの1年間の活動報告が行われ第一日目を終了しました。
 二日目は昨日の活動方針案と提案、13年度の決算報告と14年度の予算案等の質疑応答がなされたあと採決が行われ閉会し、仲間は全員大阪へと向かったが私は赤穂から岡山に出て、別府への帰路に着きました。