別府年金者組合は組合員相互や非組合員との親睦を図るため、年に数回の行事を行っています。 今回は春の花見のあと初夏では何をと世話人会で話し合った結果、私たちは別府を訪れる観光客には「地獄蒸し」という別府独特の料理を教えているが、私たちがその「地獄蒸し」料理を食してないのでは話にならん、ということで「地獄蒸し」料理を食しながらの懇談会を開催することになりました。 当日は昨夜から降り続いている雨で参加者の参加が危ぶまれましたが、雨にも負けづと20数名の方が参加され、「地獄蒸し」に食する食材は近くのスーパーで肉や野菜、魚を買い求め、買い求めた食材を地獄釜に入れて「地獄蒸し」料理に。 「地獄蒸し」料理を食する前に、年金者組合代表より熊本・大分県を襲った地震で尊い命を落とされた方々に対して黙とうの儀を捧げたいとのことで、全員で黙とうをしたあと「地獄蒸し」料理を食しながら懇談会へ。 今回の地震は別府にも大きな被害をもたらし、今現在地獄釜で食している「里の駅鉄輪」でも屋根の背骨にあたる部分の瓦が崩落しているなど、鉄輪温泉街のホテルや個人住宅では屋根にブルーシートを被せている家々が数多くあります。 「地獄蒸し」料理は地獄釜に食材を入れて直ぐの出来上がり(蒸気は95〜98度)で2時間の懇談会もあっという間に過ぎ、参加者から次回は天気の良い日に今一度企画してほしいとの要望を受け、楽しい懇談会のなか散会し帰路につきました。 |
地獄蒸しされた料理がテーブルに並ぶ 雨によって湿度が多く、水蒸気で会場も曇って人物もぼやける |
料理とアルコールに話が弾む 美味しい料理を前に楽しそうに笑いも弾む・・・ |
美味しい料理を前にビールが弾む参加者 |