年金一揆の季節となり、全国各地で年金一揆の集会が行われたと聞こえるなか、大分県年金者組合も大分市ガレリア竹町ドームで開催されたので参加してまいりました。 日本の高度成長を支えて来た今の60代の高齢が増えて来たので、年金の支払いが大変と言って年金受給者に政府は年金給付の削減を進めるなか、私たちは高い年金保険料を支払ってきたその年金給を引き下げるとはもってのほかと、毎年全国で年金を引き下げるなと年金一揆を行ってきました。 年金の問題は年金を受給している人だけの問題ではなく、年金給付が1円でも引き下げられれば、今後年金受給を受ける今の若い人にも影響が出て来る、そのことを今回の一揆で訴えると、若い人や年金を引き下げられたと言う高齢者や年金保険料を積み立てて来た基金を株式に投資して10兆年以上の損失を出したことに怒りを感じると言った人たちが、短い時間ではあったが百人以上の方から署名を戴いた。 一揆では開会の挨拶のあと県本部の緒方委員長が挨拶に立ち、今私たちを取り巻く年金は最悪の状態にある、今まで物価スライドをあてがってきた年金給付を、今度は賃金スライドまで持ち出し、年金給付はどちらか下がった方にスライドして給付を引き下げて行く、年給付が引き上げられるのは物価が上がり、賃金の引き上げがった時のみで、均衡が破れどちらかが引き下げになった時は年金は引き下がった方に同調して引き下げられる、どう見ても不平等な年金制度を安部自公政権が今国会に法案を提出しようとしているのでこれを阻止しましょうと訴えられました。 また司会者から来賓として各政党にも呼び掛けたが、政党として参加して頂いたのは日本共産党のみで、日本共産党から県会議員の堤栄三さんが国会内外と併せた取り組みで年金改悪を阻止しましょうと挨拶され、県労連委員長や年金裁判弁護団の弁護士、日本共産党大分市議団からも連帯の挨拶を受け、そのあと各団体から参加している責任者からも挨拶を受けたあとデモ行進に移りました。 デモ行進は大分市内で一番の繁華街と言われる竹町ドームからアーケードを通り、大分県では唯一の百貨店前をデモ行進し、行進する中で「年金を下げるな!」「年金は毎月支給しろ!」「若い人も高齢者も安心出来る年金をつくれ!」「憲法9条を守れ!」「安倍政治は許さないぞ!」などシュプレヒコールをしながら、参加者100名以上が開会場所までデモ行進して年金一揆を終えました。 |
開会前、大分県医療生活協同組合の健康チェック 開会を待つ一時 |
年金者組合 県本部緒方委員長の挨拶 来賓の日本共産党県議堤栄三さんの挨拶 |
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デモ行進へ出発 大分市の繁華街 アーケードを行く |
大通りをシュプレヒコールをしながら・・・ |