全日本年金者組合大分県本部
第26回定期大会




佐久間県書記長がこの一年の闘いを報告している

 全日本年金者組合大分県本部の第26回定期大会が大分のアートプラザで開催するに当たって、その前日別府書記長より急に明日開催の県大会で議長を頼まれたので参加してまいりました。
 大会開催に当たって司会者より、会員拡大より会員の高齢化によって死亡者が増大し、会員の減少が続いていると挨拶された後、死亡者に対して黙祷を捧げ、続いて執行委員長の挨拶が行われました。
 緒方委員長は、大分県で取り組んでいる1万人署名まであと180人超までこぎつけたのであとひと踏ん張りの協力をお願いしたいと、そして会員が減少する中で会員拡大がいま問われているとして、会員拡大には工夫がいるとして、各支部でサークル活動等のなかで会員拡大も視野に入れてほしい、また大分では23名の方が年金裁判を闘っており、安倍自公政権は物価スライドだけでは年金引き下げには物足りないと言って、賃金スライドまで持ち出し、賃金と物価とセットの年金引き下げを今国会に提出しようとしているので、そのような年金改悪には断固と反対していくと力強く挨拶されました。
 来賓の挨拶では年金者組合中央執行委員と日本共産党の山下魁さん、大分県労連事務局長の児玉さんがそれどれ挨拶され、共産党の山下魁さんは、先に闘われた参議院選挙では野党共闘を呼び掛けた共産党の顔が見えてきたとして、これからも安倍自公政権を倒す大義の闘いと、立憲主義を守る憲法改悪を許さない、年金の充実と雇用の充実を図り、年金の引き下げは許してはならないと挨拶されました。
 県労連の児玉さんは、大分県では賃金闘争でマイナスが続いているので、最低賃金の引き上げと底上げが大事と訴えるなかで、今問題になっているのは貧困の改善が必要で、また今回介護制度の改悪が示されている中で大企業からも介護制度の反対の声が出ていると挨拶されました。
 経過報告では、若い人も高齢者も安心できる年金制度の100万人署名の取り組み状況と年金引き下げは憲法違反で、年金引き下げによる年金裁判を全国で4600人を超えた社会保障裁判では最大の運動となっていると報告し、年金一揆では市内中心部をデモ行進する中で沿道から大きな声援の声があり大成功収めたとし、医療や介護、憲法と平和を守る取り組みの強化と組織拡大の強化に努めてまいりましたと経過報告がありました。
 

 

    
         開会前の演壇                                              右側が私