日本共産党大分県後援会総会



    
          県委員長の挨拶                                     田熊さんの基調講演

 日本共産党大分県後援会総会が大分市で開催されたので、後援会員である私も参加してまいりました。
 総会に先立って田熊和貴さんの基調講演があり、基調講演の内容は来る「総選挙・中間選挙での躍進をめざしてどう戦うか」と言う内容で話されました。
 はじめに情勢の対局という問題では、「自公政権」対「野党と市民の共闘」の時代と題して、安倍の暴走は二つの異常の行き詰まりと強権政治で、その対抗として「野党と市民の共闘」は未来を拓く流れが生まれ、今はその流れを止めることは出来ない。
 二つ目に地方政治をめぐる争点と日本共産党と題して、自民型市政とくらしの対立では、市民の要求と怒りの共有を行い、地方政治の「オール与党」状況を打開する角度での論戦が必要と富山市議選を引き合いに話され、政党選択をすえ党の値打ちを押し出すことが大事。
 三つ目に新しい情勢にふさわしい構えと取り組みをと題して、有権者の中に党との関係に大きな変化が現れ、今では一番嫌いな政党はと言う質問に対して、第一位は自民党の26%で二位が生活の党、三位が民進党と公明党・共産党の13%となっており、有権者の広い層を対象に宣伝と対話を行い、電話だけではなく新聞への折り込みなどを通じて有権者の中に入って行く事が大事。
 四つ目に選挙と党勢拡大を一体に後援会とともにとと題して、選挙を勝つためにはもっとも強く大きな党が必要であり、後援会とともに「担い手」を広げ、有権者との「つどい」を取り組み、「つどい」を取り組む呼びかけで、対話は友達感覚で話し、一方的に訴えることはしないようにと話されたことは私の考えと共通しました。
 最後に天皇の園遊会の時、東京都教育長が天皇に「学校で君が代をしっかり歌わせています」と言ったら、天皇から「子供に教育者に押し付けにならないように」と諭されたと言われた、と聞いたときは、その教育長は自分が皇室のために頑張っていますと言いたかったのかも知れないが、天皇は安倍が求めている戦時の皇室ではなく、平和を求めている国民の側に立った目を見るようにしなさい、と言いたかったのではないかと思いました。とても良い話を聞かせていただき、今後の対話に生かしたいと思います。