全日本年金者組合別府支部
介護などに対する別府市との懇談会


吉永支部長が要望書提出のあと、書面にて回答をいただき懇談会まで開催さしていた挨拶と礼を述べる。中央が福祉課の課長

 昨年11月に以下の文面を別府市役所に提出を行い1月24日に市の福祉課から回答が寄せられ、その回答について疑義解明の懇談会が、市役所の会議室で開催されたので参加してまいりました。

 介護などに関する要望書
 1、介護保険支援者1・2の訪問、通所介護を別府市はいち早く地域支援事業に移行しましたが、現状をどう分析されていますか。
 2、特別養護老人ホーム利用者を要介護3以上に限定しないこと
 3、介護保険利用料を引き上げないこと、介護保険の減免制度の充実を図ること
 4、療養型病床を廃止しないこと
 5、介護保険3施設の待機者は何人ですか。また入所順番はどう決めていますか
 6、介護従事者の賃金・労働条件などの改善を図り寺院確保に努めること
 7、介護利用者の負担増、サービス切り捨てをしないように強く政府に要請すること
 8、有料老人ホームについて、施設数、ベッド数、利用状況はどうなっていますか
 9、高齢者の買い物、通院、健康施設など利用のためワンコインバスを早期に運航すること。進捗状況はどうなっていますか

 以上の9点について書面で回答するように要望書を提出していましたが、その回答が24日の14時にあり、書面の回答を見ると、いくつかの疑義を深める箇所があったので、説明を求めると全体としては介護に関しては地域や包括センターに委ねた対応で市としては正確的なものは掴んで無いとの印象を受けた。
 1、については基準緩和型サービスの利用者が通所型より訪問型が多く自宅での支援を求めていると回答しているので、「訪問型を望んでいる方に対して充分な対応ができているのか」と聞けば「今のところ何も考えてない」と言う、また今後は「高齢者の居場所つくりに互いに訪問しあい助け合う」と記してあるので「介護を受けている方が互いに訪問しあえると思いますか、この文面は戦前の隣組を想定しているのですか」と聞けばそう思っていただければよいと思いますとの答弁
 2、については要介護1・2の方は柔軟に特例入所の対応をしているというので、特例入所された方はいるのかと聞けば、5名ほどが入所しているという
 4、について「国の動向を注視して」と記しているので、別府として独自の支援はないのかと聞けば、「別府としては考えてない」との回答
 5について特養入所の実態について、平成28年4勝ち1日現在で、特養申込者は172名たが入所の必要背の高い人は19名と激減していると記しているので、「その人数の差の人はどこへいいたの?またその差の人はひつようせいがないとおもっているの?」と聞けば172名の方はとりあえず早めに申し込んでいる人で、その人たちについて今のところ内容については把握していないし、有料老人ホームに入所しているのかなと思うと言う誠実心にかけた回答で、「では施設の空き部屋はないのかと聞けば、多くあると思うが実態は把握してないという」ので一日でも早く待っている人を入所でき利用要望しておいた
 7、ついては「利用者の立場を十分に尊重した上で、必要以上に負担を強いることがないように」と記しているので、「裏を返してみる若干の負担を強いるのかな?それともサービスが切り捨てられるのかな、と聞けば「市としては現状維持と言うことは考えてない」との回答
 他の項目については別府市として対応のできない部分があるので回答を得ているが、私としては質問を控えた。


誠実な回答と答弁に対して礼を述べる支部長