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大分県では23名の方が年金裁判の原告となり闘っていますが、この闘いを勝利するための学習会を大分市コンパルホールで開催されたので原告の一人として参加してまいりました。 初めに委員長の緒方さんが年金者組合は高齢者が多く、裁判を勝利するためには若い世代の人の入会を得るために、まずは仲間づくりから取り組み、そして高齢者の長寿の第一は遊び7分で年金者活動は3分と言うように、組合員が楽しくなければ組合活動も続かないと言うように、年金裁判を取り組みつつ遊びと活動にと挨拶され、年金裁判を勝利するために「年金裁判を支援する会」を立ち上げたいと提案があり、参加者全員の賛成で「支援する会」を決定いたしました。 岡村弁護士より裁判状況の経過報告があり、その中で二つの県が原告となって裁判に立ち上がったと報告があり、全国で残っている都道府県は少数になっているが、今年度中には都道府県全部が裁判に立ち上がる予定で、裁判史上でかってない闘いになる。 ではなぜ年金裁判が行われる経緯になったのかとの話では、年金引き下げ、カットが憲法25条に違反しているのではないか、そして憲法29条にも違反、国連社会権規約違反しているのではないかと言う事でこの裁判が始まったと経緯報告がありました。 また基調報告では年金者組合中央執行委員の飯野豊秋さんが「全国の年金裁判運動の現状と仲間づくりの大切さ」と題して講演、今、年金裁判では40の裁判所で闘われているが、これはかってない闘いではあるが、近年の裁判所は法廷での陳述が認められなくなり、初年での陳述に変質してきているが、裁判では法廷に傍聴人が居るのと居ないのとでは判決に違いが出てきていると・・・ 被告である政府は以前、年金は実質的な年金は維持すると行ってきたが、近年では毎年年金が引き下げられ、その引き下げる理由として、政府は世代間の格差を平均化するために引き下げが必要と言い、年金の引き下げが続いている。 特に近年の裁判所は憲法にかかわる問題については避けて通る傾向にあり、そのため憲法にかかわる問題でも避けて通ることが出来ないほどの傍聴人が必要で、年金裁判の関心度が強いと言う事を裁判所に示すことが大事になってきているとし、そのためにも組合員の仲間づくりが必要になってきていると結びました。 |
学習会参加の組合員 |
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挨拶をする緒方健委員長 経過報告をする岡本弁護士 |
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基調報告をする飯野さん |