日本国民救援会に携わったのが関西に居る時で25歳頃ではなかったかな、ず〜と尼崎市で活動しながら定年退職を機に別府に移り住む時、尼崎から救援会員の転入手続きを取り、別府では救援会員としての活動は無く、新聞を読むのと県本部から送られてくる冤罪署名をとることぐらいしかなく、今年初めて県本部大会に参加してまいりました。 県本部大会には冤罪事件で裁判を闘って無罪判決を得た東住吉事件の朴さん親子が挨拶に見え、尼崎で長いこと携わってきた関係で、お母さんの顔はよく覚えていたが息子さんは出所後初めて見た。 司会者の挨拶で始まった大会に来賓で着た堤県議は挨拶で、安倍首相の姿勢、別府で起こった大分県警の盗撮問題を県議会で質問、また国保税の都道府県丸投げによる単一化で値上げへの心配など、短時間ながら詳しく説明。中央本部の事務局岸田さんからは共謀罪の法案は安倍首相のウソから生まれ、成案となり施行されたが、この共謀罪の廃案を成すために廃案署名の取り組み強化と共謀罪の危険性を市民に浸透させるため、ノボリの活用やビラの配布行うと同時に、救援会は来年90周年を迎えるので会員数を5万に伸ばし、安倍自公政権のもとで繰り広げられる冤罪事件と裁判の公正化を求めて生きたいと挨拶がありました。 朴さんのお母さんは龍晧が裁判で無罪を勝ち取れたのは、国民救援会と皆様の長きにわたる16年間の支援があったこそであり、また大分刑務所に収監されていた9年間面会や差し入れが大きく龍晧を励まして頂き感謝申し上げます。ありがとうございます。と礼を述べられました。 龍晧朴さんは大分刑務所にいたが、今日この大会にお礼の挨拶に来たが、大分に来たと云う感覚ではなく、刑務所の外は知らなかったが大分に帰ってきたと云う空気を感じると、そして無罪という自由は、裁判を闘ってきた一年を過ぎてからやっと裁判から解放されたという感じになったと言う、しかし今は私のように無実の罪で服役している方のことを思うと、素直には喜べない、これからは恩返しに少しでも役に立てるよう皆さんと一緒に冤罪事件に向かっていきたいと挨拶とお礼の言葉を述べられました。 あいさつの後、大会の議案書の説明と会計報告、監査等の説明があり、そのあと議案書・会計報告・監査等まとめて一括承認の提案があり、満場一致の拍手によって承認されました。 質疑討論の中で約10名の方が提案に賛成する内容で、各支部の活動内容や報告があり、そのあと昼食をとりながら豊川幼児殺害事件の再審に向けてのDVDを見て、無実の自白がいかに恐ろしい冤罪を産むかという話をしながら大会を終えました。 |
中央が朴龍晧さん その左がお母さん 龍晧さんの右が筆者 |
堤県議さんの挨拶 中央本部 岸田さんの挨拶 |
県本部河野さんの議案説明 朴龍晧さんのお母さんがお礼の挨拶に聞き入る参加者 |