日本共産党大分県後援会総会に参加して



 日本共産党大分県後援会総会が大分福祉会館で開催されたので参加してまいりました。
総会には前衆議議員の真島省三さんが衆議議員選挙のお礼と国政報告を兼ねた挨拶に見えられていました。
 総会では大分県委員長がこの一年の取り組みと衆議議員選挙の総括をするうえで、今回大分県の選挙では市民と野党の共闘で闘ったが、前回の衆議議員選挙で日本共産党は比例で得た6万票から2万7千票に後退させたが、大分二区・三区で社民党と立憲民主党が比例で当選を果たしたことは喜ばしいことであると述べ、一区で共闘を予定していた候補者が民進党の分裂のなか、民進党の一部が希望の党へ合流するその一人として、希望の党から立候補すると言う中での党独自の候補者を立て闘ったが及ばなかった。
 この選挙についての総括は今後開催される県中央委員会にて改めて総括したいと挨拶されました。
 真島前衆議院は選挙で各地を回っているとき、選挙は誰が勝っても世の中は変わらないから選挙にはいかないと言ってた人が、私の演説を聞いて選挙に行くよと言うように変わって来たと話し、選挙では後退したが田村貴昭を議員として残したことは九州を守ると言うことではよかったと思う、それまでは沖縄の赤嶺成賢さんに沖縄と九州全土を任して来たことの軽減が出来る。
 その赤嶺さんを落選させるために安倍首相は沖縄に何度も足を運んだが、沖縄の心はオール沖縄として結束し、小選挙区で闘った赤嶺さんを勝利に導いたことは貴重な勝利と位置付けていました。
 また共産党は今回の選挙で9議席減らしたが、選挙前の立憲民主党が36議席から68議席に躍進したことは、市民と野党の共闘が実った大いなる躍進の先駆けになったと喜び、民進が分裂して希望の党へ合流を果たした彼らが、今まで国会前の集会に参加したとき必ず言った言葉は、党の代表ではなく一個人として参加したと言い、民進党として何処まで腰が据わっていたかが問われる、それが公示前の民進党解散で希望の党への合流につながったと指摘していました。
 選挙が終わって安倍政権の続行か交代下か(NHK?)が世論調査を行った結果、続行が42%、交代が47%と拮抗しているなか若者の保守化が進んでいると、特に18歳〜20歳の方が多いと、聞けば自民党が選挙演説や安倍首相がテレビ等で改革や革新と言う言葉を常に使って新鮮味があるから、それらの党が革新的で共産や社民などが今の政権の悪口?を言うだけで新鮮さに欠けると言う意味らしい。
 いま日本の財界が安倍政権になってから、アメリカの武器弾薬の購入が著しく増え、その増え方は歴代の自民党首相時代と比べて2.8倍化し、今まで日本製の武器を購入していた武器弾薬が減少してきていることに心配していると、でも私たちにとっては戦争の道具となる武器弾薬はどちらからもいらないと。
 最後に今後行われる一斉地方選と参議院選挙をとらえた時、どうしても必要なのは党員の増につながる「つどいいの開催」が大事と話され話を終えました。
 このあと他の集会から駆け付けた比例候補者であった山下魁さんが駆け付け、衆議院選挙のお礼と真島省三さんが述べられた若者との「つどい」を大いに開催して、若者との対話を広げていきたいと挨拶されました。

 

     
        林田県委員長の挨拶                              真島省三さんの挨拶