日本共産党大分県別府北部地区演説会
衆議院議員 藤野保史


 日本共産党96年党創立記念日に別府市に藤野保史衆議院議員を迎えて演説会を開催いたしました。
 演説会場は野口ふれあいセンター体育館のためエアコン設備もなく、猛暑が続くなかでの参加者に心配したが、演説会が始まるときにはその心配を吹き飛ばすかのように180名以上の参加者がありました。
 まず最初に主催者である北部地区委員長から開会に先立っての挨拶があり、挨拶の中で来年は一斉地方選挙があり、その後参議院選挙が控えていると切り出し、一斉地方選挙では県議に立候補している猿渡久子・市議には平野文活と新人の美馬きょうこさんの紹介があり、そのあと各議員に立候補している候補者の挨拶があり、衆議院議員藤野保史の話となりました。
 藤野さんの話は自己紹介から始まり、来年は参議院選挙があり、九州ブロックから仁比聡平さんの当選と別府の県議と市議の当選のお願いの訴えから、国政への話に移りました。
 まず最初に西日本豪雨のさなか安倍政権の閣僚たちは赤坂自民亭と名をつけて宴会をしており初動に後れを出し、多くの人が命を落としたことに対して何の責任すら思っていない。森友学園・加計学園の話しでは、ただ単に森・加計の話は許認可の話ではなくなく、私たちの税金を食い物にしてきたと言う、この森・加計問題では安倍総理が関係してにもかかわらず、隣の韓国では朴槿恵が同じようなことをやって逮捕され25年の刑を言い渡されたが、日本では嫌味にしようとしているが、私たちは絶対に安倍政権を打倒するまで闘い続ける。
 公共事業では豊予海峡のトンネル・または橋の話になり、無駄な公共事業は中止させるとこが大事で、働き方改革では廃止することが大事、なぜならこの働き方改革は過労自殺へ追い込まれる法律で、過労自殺に追い込まれた家族が首相に面会を求めているとき安倍首相は、面会を断り経団連の方たちと話をしていた。オリックスの会長は今までの働き方に問題があった、これからの働き方を訂正していかねばならないと言っていたと話された。
 原発の話ではお隣の伊方原発の話をされ、問題が起これば別府も巻き込まれると話し、カジノの問題では腐りきった安倍政権を打倒に追い込み、北朝鮮の問題では一触即発の状態から米朝会談でそれが無くなったが、安倍政権はいまだ北朝鮮の脅威をあおっているが、米朝会談が進めば日米安保の問題も話題になってくると話され、極東の平和へとつながってくれば日米安保もいらなくなる、しかし安倍政権はべおちょう会談を無視するかのように日米共同演習を進めている、これは憲法9条改憲をもくろんでいるからですと話された。
 国会は一か月延長されたなか、憲法問題については会議が開かれないまま今日に至っており、これは野党共闘によって大きな成果の道を開いている、この野党共闘の要を共産党が握っていると言われている、それは政党助成金を貰ってない共産党だから、もし貰っていたら国民に対して税金の無駄遣いをやめろと言っている事が出来なくなる、また共産党という名前を変えたらと言う声に対しては、この名前には歴史がある、その歴史とは戦前多くの政党があったが治安維持法ができるとその多くの政党は解体し翼賛会になり、戦後戦前の名前を使う事が出来なくなり、党名を変えなかった共産党だけが今なお戦前の党名を名乗っている。
 この共産党を大きくすることで安倍政権を打倒し、未来ある世の中を作り出すことができると話し、そのために多くの方が日本共産党に入党し、一緒に未来へ向かって歩きましょうと話を結びました。



演説会に参加された人々 


国政問題を縦横に語る藤野保史さん


藤野保史さんの話を聞く参加者