8月30日、革新懇の前川喜平さんが大分市コンパルホールで講演を行うと言うことで聞きに行って来ました。 話の内容はダジャレを盛り込んだお話で、参加者の笑いを誘いながら話をすすめ、まず切り出した話が、彼が関係関与していた加計学園問題で、森友学園の事は直接関与してないので皆さんと同じようにニュース以外は判らないので加計学園の問題を若干お話ししたいと話しを進めました。 加計学園の問題の発端は福岡6区の衆議院議員選挙から始まる、その理由は獣医学部を新設したい福岡の大学(福田財務大臣進める)と安倍首相が進める加計学園との戦いで、福岡の大学が選挙で勝ったのだが何らかの圧力が働いて加計学園学園に傾いた。 獣医学部新設について各大学に打診を文部科学省が出した時手を挙げたのが九州産業大学で加計学園は手を挙げなかった、それはなぜかというと獣医学部の新設は自分の学校に必ず来る事が判っていたからだと、それは色々な条件を付けて他の学校が新設をできないようにするからだと。 加計学園の問題を話しながら日本国憲法や教育基本法が歪められてきた事実を詳細に話され、特に特定の権力者(安倍首相)によって国政の私物化・官僚の上層部によって公文書の改ざんが行われ、安倍総理に都合の悪い者を排除していったが、自分もその中で「あったことを無かったことには出来ない」と言ったことで辞めざるを得なくなったと。 学校教育は憲法に基ずく教育をしなければならない、基本的人権の尊重や学問の自由、教育の中身について政府は不当な介入しては行けない、道徳についても個人の尊厳が第一でなければならない、教育に関しては憲法に沿って、個人の尊重・個人の尊厳を守ることが大事で、義務教育ではない、いじめにあったときは学校に行くなと言うことも基本的人権の尊重につながると話し、個人の尊厳に基づいた教育をしなければならない。 話の締めくくりで今の政権は教育に対して「道徳」を学科として安倍首相の意向に沿った教育を進めようとしていることに未来教育への怖さを感じている、教育内容を見ると国民の自由や権利は小さく狭められ、権力者の発することに動かれされて行く戦前の教育に行くのではないかと疑念を抱いている。このようなことにならないように皆で監視していきましょうと結びました。 憲法と教育行政について今一度お話を聞いて見たいと思う内容の話でした。 |
教育とは個人の尊厳が大事にされなければならないと話す前川さん |
ダジャレを交えて話す 前川さん |