どうする「日本の経済と暮らし」
日本共産党の改革ビジョン



 日本共産党大分県北部地区委員会主催で「日本の経済と暮らし」と題して参議議員大門 実紀史さんの講演会を別府パストラルホテルで開催されたので視聴に行って来ました。
 最初に国会情勢の話があり、その中で安倍総理が何故総理に固守しているかと言えば、60年安保の時安倍総理のお爺さんである岸信介が憲法改正を行いたかったが出来なかったので、お爺さんの変わりに憲法改正をやるのは自分だと思って、憲法改正には執念を持って今日まで来ている。
 ただ彼単独で行うそんな能力は無いが、彼を支える日本会議と言う日本最大の右翼団体が彼に憲法改正をやらせようと総裁任期を変更してでも彼に3度目の総理に据えて憲法改正を行おうとしている。この憲法改正には日本神社庁の主要メンバーがかかわっている。
 この神社庁は憲法改正を行うには日本共産党が行っている政策、特に草の根運動を取り入れるのが手っ取り早いと、今私たちが取り組んでいる憲法9条を守る3000万署名を真似て、彼らは憲法改正の1000万署名を行っている、聞けば今日現在1000万を超えていると言う、この署名は私たちのように街頭に出て署名を集めるのではなく伊勢神宮など主だった神社に署名用紙を置いて集めていると言う。
 続いて森・加計問題に話が移り、森友問題のゴミ問題について辰巳 孝太郎さんの追求について答弁が出来ず、加計問題についても石井国土交通大臣も答弁が出来ないのに、丁寧に答弁して来たと幕を引こうとしてきていることに対して、自民党内にも安倍総理に対する不満だ出てきている、その表れが先の総裁選挙に出ている。
 経済の話になると、まず先に飛び出て来た話が日本経済は失敗してきている、これは竹中平蔵が関係していると言う。ただ経済の考え方で麻生元総理の考えは日本共産党に似ている、困ったことがあると大門さん何か良い方法はないかと聞きにくるが、まず一番の経済失敗は社会保障の削減が日本経済の発展に足に引っ張っていると伝えるが、それは良くしようとしない、社会保障に金を使わないから、国民は国が将来の面倒を見てくれないとの思いで保身になり、金を使おうとしないから経済は発展しないと言うが、耳を貸そうとしない。
 では社会保障に使う金がないのかと言うと無いわけではない、それは年金でも健康保険でも労使折半と言う保険料支払いに企業が渋っているから、今後の問題として民間の社会保障と言う問題が浮かび上がって来ている。中身は良い保証を受けたければ高い保険料を払いなさい、そうでなければサービスは低下したサービスしか受けられないと言う受け入れがたい民間社会保障制度が国会に提出されようとしている。
 国民のために社会保障に金を使うと言うことは欧米では当たり前になっているが、日本はその真逆に向かっている、来年消費税を上げると言っているが、消費税率引き上げに言われる言葉が、消費税は社会保障に使うと言うが、今まで社会保障に使われて来た金額は消費税の1%にも満たなく、何故かと聞くと今まで社会保障に使う金を借金して来たからその支払いに使うのも社会保障に使っているのと同じと、しゃーしゃーと答弁してくる。
 では本当に借金返済に使っているのかと言うと一般会計に繰り入れ、米国から軍事の購入に使っている、それも軍備に使える武器ならまだしも米国が使えない廃棄するものを買わされている。
 最後に今日の講演を聞いている人でまだ共産党に入党してない方は、この機会に是非入党して頂いて私と一緒に明るく元気に世直しをして行きましょうと結びました。 


 
参議議員 大門 美紀史の話に聞き入る参加者

         
 日本経済を語る大門さん
 
 大門さんと来年統一地方選挙の立候補予定者 左から猿渡久子県会予定候補 平野文活市議 美馬京子市議予定候補