大分県医療生活協同組合の在宅総合センター「すこやか」が毎年恒例の「すこやかまつり」を企画し、総合センター駐車場で地域の岩田町や各団体や個人と共同でお祭りを楽しみました。 　関西から別府に移り住んで「すこやかまつり」を毎年この時期開催しているのは知っていたが、今回初めてお祭りに行って来ました。祭りは在宅総合センターが企画しているので、なんとなく在宅医療的な催しの物をお祭りと言っているのかなと思って行って見ると、駐車場には舞台が設置され、多くのテントが張られ、パイプ椅子も並べられており、戴いたプログラムを見て神楽からバンド演奏やカラオケ、ダンスなど多彩な企画に驚いた。 　 １０時に主催者である在宅総合センターの施設長の挨拶を受けると直ぐに庄内神楽を受け継ぐ「檪木神楽座」の神楽が始まった。神楽の演目は「国譲り」で、太鼓の演奏が始まると近隣の方や施設内に居る人々が集まり熱心に神楽を見ていた。 　神楽が終わると総合センターがある岩田町の方々による日本舞踊、カラオケ、手品と続き、大分舞華軍団のおかみさん倶楽部が平均年齢７０歳？と思えないような激しい踊りを披露し、そのあとこれも同じ年代ぐらいの方々によるバンド演奏の歌が披露される頃にお昼を迎え、昼の休憩があるのかと思っていたら、またも第２回目神楽が始まった。 　神楽の演目は「大蛇退治」で、太鼓が鳴り始めるとテントの中やあちこちで昼食を摂っていた人々が昼食もそこそこに舞台に見入り、火を噴く大蛇が現れると歓声が飛び交う、神楽が終わり休むも無く施設長のギター演奏による独奏生歌が始まり、生演奏が終わると大分商業高校のブラスバンドによる演奏が始まり、トイレ行く時間もないほど次から次へとプログラムが消化されていった。 　プログラムの最後はお楽しみ抽選会で、一等はお米５ｋｇが３人に、残念ながらくじ運が悪く1等から６等までかすることも無かったが楽しい「すこやかまつり」を楽しむことが出来た。 　因みに当日は全国一斉地方選挙の投票日で、翌日の新聞に私が支持してきた日本共産党の別府市議予定候補２人が当選したと報道され二重の喜びを感じた思いです。
オープニングの挨拶をする亀井医師と外西医師
	庄内神楽　　第一回目 　演目は「国譲り」　国譲りとは天照大神が大国主命に中つ国を天上界にこの国を譲り渡すよう二人の神を差し向けると大国主命は我が子と相談したけった、この国を天上界に差し出すことを決めたと言う物語で、最後に大国主命が鯛釣りを行って天上界の神に鯛を与える舞です。
亀井医師と外西医師の開会挨拶		建御雷乃男神と天鳥船神の登場
中つ国の神の登場	天鳥船神	中つ国の神の舞
国譲りした大国主命の化身「チャル」　国を盗られた寂しさから化身になっても中つ国を思う舞
建御雷乃男神	大国主命
大国主命	建御雷乃男神に 国を譲ることを告げる	建御雷乃男神が礼を述べて引き上げる
		神楽は神話の世界へと私たちを導き、想像力を豊かにしてくれる日本伝統の舞です。
建御雷乃男神を見て国を思うチャル	観衆に礼を述べる
大国主命が鯛の代わりに飴を地上界の神々に撒いている
神楽を見入る観客
岩田町の 日本舞踊	大分舞華軍団のおかみさん倶楽部
岩田町のカラオケ	グリーズのバンド演奏	亀井医師の生演奏
バンド仲間と
庄内神楽 　　第二幕「大蛇退治」大蛇退治とは高天原を追放された須佐之男命が出雲の川上を訪れると、八岐大蛇に呑まれる運命にある櫛名田比売とそれを嘆く足名椎と手名椎と出会う、その話を聞いた須佐之男命は櫛名田比売を嫁に来れるなら、その大蛇を退治すると言って、強い酒を造らせ、大蛇が酒を飲んで眠っている所を十束の剣で大蛇を切り倒して退治し櫛名田比売と結ばれると言う物語の舞です。
	老夫婦と姫の登場	須佐之男命の登場
手名椎	櫛名田姫	足名椎
何故嘆いているかを問う須佐之男命	嘆きの言葉を聞く須佐之男命	大蛇を退治するとの舞
嫁へのお礼の舞をする櫛名田姫	舞を見守る老夫婦と須佐之男命	大蛇の登場
火を噴いて登場する大蛇	酒を飲む大蛇	眠ったか様子を伺う手名椎
様子を伺う須佐之男命	大蛇に切りかかる須佐之男命
着られて怒る大蛇	尚も切りかかる須佐之男命	首を切り落とす
	神楽の中で見入るシーンは大蛇退治、神逐、天皇遣で観客も楽しくなれるのが柴引、特に天皇遣は神話の神々が勢ぞろいするので、想像力を掻き立てる。
大蛇を退治したことを告げる須佐之男命		餅つき　餅をこねる
餅つき	受け付け	大分商業の山田君の歌声

グリーンズ の演奏　上から見る

綺麗なメロデーを奏でる大分商業の吹奏楽部

少しアップした演奏の表情

上から見た演奏

後から見た演奏

手話を交えた演奏

オープニング前の風景

舞台を見入る参加者