医療生協別府支部
神楽女湖花菖蒲観賞ハイク


 医療生協別府支部が健康保持のため志高湖から神楽女湖までウオーキングを行いました。
昨夜半から降り続いた雨が朝7時ごろまで降り続き、雨が上がったかと思い窓から鶴見岳方面を見るが、山は霧に覆われ一切見えない、春の大分農業公園ハイクの時に味わった濃霧の危険さを思い出し、参加者に相談すると、十文字原方面は霧が発生すると一寸先も見えなくなるが、志高方面は霧が出ても見えなくなるようなことは、今まで一度もないので大丈夫、とりあえずロープ下の駐車場まで行って霧が深いようであればコースを変更しようということで、ロープ下まで行って見たが霧一つないので志高湖駐車場へと向かう。
 志高湖駐車場も霧一つないが、空は重たい雲に覆われているなか、ストレッチ体操をしたあと、ハイキングに対しての注意事項を山になれたMさんが、如何に元気で速足の人でも旗を持った先頭の人より先を歩かない、また足の弱い人が登りになって最後の人に「どうど先に行ってください」と言う前にちょっと休まさせてと言って、絶対に一人にならない、登山の事故や行方不明の多くはこのようなときに起きるので絶対に一人で皆より先に行こうとしない、また最後の責任者より後にならない、初めての登山道ではこの時に道迷いになって事故が起きるので、この注意は必ず守ってくださいと述べられたあと神楽女湖へ向かって出発。
 雨に濡れたアジサイが綺麗だね〜と言いながら湖面を回っていると生まれたばかりの白鳥の雛とこれから生まれるのか卵?を抱いている白鳥が、他の野生動物に狙われないようにネットのなかで静かにハイカーを見ている。
 湖畔を半周したところから神楽女湖への登山道に入り、高低差10m程の階段を上ると休憩広場があり、休憩もそこそこに緩やかな道を下り始める、登山道はコンクリートやアスファルトによって整備されているため、山歩きとは思えないような気持で歩ける。
 菖蒲園に着くと歩けなくて車で先に着いていた組合員さんと合流したところで記念撮影、記念撮影が終わるや否や雨が落ちてきた、傘を持ってきてない人が慌てて花を見るゆとりもなく出発時の注意事項も忘れたかのように帰り始める、さいわい濡れるほどの事も無く来た道を帰ったが、傘を持っていた人から、今少し菖蒲園で花見をしたかったの声も。
 志高湖駐車場に着いて、お疲れの挨拶をするとき、Mさんが昔のことわざとして「旅は弁当忘れても傘はわすれるな」という諺(ことわざ)があることを述べ、これから先どこかに行くとき晴天であっても傘は必ず持っていくように、また「備えあれば患(うれい)いなし」と言う諺もあると述べ、神楽女湖往復の労をねぎらいました。


    
志高駐車場に早く着いた人が、全員揃うまで寛(くつろい)でいる

全員揃ったところで志高湖を背景に記念撮影

    
      神楽女湖登山口まで志高湖畔半周へ                         白鳥の雛4羽

    
       雨に濡れたアジサイを愛でながら登山口へ                     別の白鳥つがいが卵を抱いている

    
       階段を昇りつめた広場で休憩もそこそこに出発               緩やかな登山道を下る

    
     神楽女湖への遊歩道合流点でヤマボウシの花が出迎えてくれる           菖蒲園入り口

    
雨に濡れた菖蒲が一段と綺麗な中を散策

    
光が射してないので一段と艶やかに見える花菖蒲

他の鑑賞者の迷惑にならないように菖蒲園で記念撮影

    
今が見頃の花菖蒲

    
雨が降り出し急ぎ足で菖蒲園を後に、緩やかな登りを駆け上る組合員さん達。お疲れさまでした。