国民救援会大分県本部
第42回大分県本部大会


 救援会大分県本部は10月19日に会員18名が参加して定期大会が開催されました。
大会は議事日程によってすすめられ、最初に大分県でも救援活動に専念されながらも活動なかばに亡くなった方々に対して黙祷を行い、各会から寄せられたメッセージの代読が行われたあと本題に入りました。
 最初に県本部会長の河野善一郎さんが開催に当たっての挨拶を行い、挨拶のなかで佐賀県で起きた検察庁のDNA検査の杜撰さを含めて検察の堕落と袴田事件のように裁判所が検察の言うがままに死刑の判決を出したことについて、弁護士に裁判所も訴えていることは画期的であると述べました。私もそう思います。裁判官が真摯に原告の言葉に耳を傾けていれば冤罪も再審も無く来れたと思います。
 続いて来賓の挨拶、全国大会に参加された代議員の報告が行われたあと、県本部の事務局長である河野武男さんがこの一年県本部をはじめ各支部の活動報告と決算報告、次年度の予算案を提案されたあと質疑応答に移りましたが、質疑応答では文書の文言について若干の訂正を求められたが、修正する方向で答弁があり、そのあといずれも報告と提案は全員の拍手によって可決されました。
 参加者による発言・討論では救援会員の関心がある県議会の報告と全国大会参加の補足説明がありました。
 議題として、次期役員の提案があり、役員の人選を求めたが入役の挙手は無く、9月の役員会で提案された方々が引継いで行くことが提案され決定されましたが、県本部会長の河野善一郎さんが高齢のため会長を引退され、新たに楠本敏行弁護士会会長さんが任命されました。
 最後に参加者全員(2人欠員)の記念撮影を行って閉会しました。


    
     県本部会長 河野善一郎の挨拶           県事務局長 河野武男さんの活動報告・財政報告・予算案の提議

    
     河野事務局長の報告を聞く筆者               次年度より河野会長の後を引き継ぐ楠本敏行弁護士の挨拶

大会記念して記念撮影  一番後列の一人が筆者