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神楽友の会員になって一年以上になり、他の用事と重ならないときは必ず鑑賞に出かけていますが、今回は今までと違って「浅草流松尾神楽」社の一社のみが4目公演を行いました。 演目は今まで見た演目が大半を占めていたが、内容は柴引以外は同じ演目でも今まで見て来た内容と少し違って新鮮に見えた、特に五穀舞では恒例の餅まきがあるのですが、今回は餅まきのあと餅を拾えなかった方達のために、あらためて全員に餅を手渡しで渡したことでした。 |
第一幕 天注蓮(てんのしめ) 日向高千穂に降った邇邇芸命(ににぎのみこと)が太平を祈る猿田毘古神をはじめ布刀玉命(ふとだまのみこと)や八百万神(やおろずかみ)を前に、朝日が射し、夕日の照るこの地に立派な宮殿を造り終えた所に降臨して、宮地を定め祝うと言う舞です。 |
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猿田毘古神を先頭に降臨する場所を探す 降臨する場所を探し終える |
宮殿が完成したので、宮殿に張り巡らした注連縄を斬る邇邇芸命 |
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四位の注連縄を斬って行く 注連縄を斬り終えて宮殿の完成を祝う |
第二幕 五穀(ごこく) 高天原を追放された須佐之男命は八百万神に食物を与える大気都比売神(おおげつひめのかみ)に出会ったが、その食物の出所を見ると鼻・口・尻から食べ物を取り出して与えているのを見て、大気都比売神を汚いと思い大気都比売神を殺してしまうと、頭から蚕が、目から稲・耳から粟・鼻から小豆・陰部から麦・尻から大豆が生じたので、神産巣日神(かみむすびのかみ)にこれらを渡して、農作物の種にしたと言う物語の舞です。 |
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大気都比売神が現る 須佐之男命が登場 |
須佐之男命が大気都比売を殺害しようとする場面 大気都比売神を殺害し終えた場面 |
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八百万神に穀物の種を与えた場面 (観客に配る餅が入っている) 餅を配り終えた舞の場面 |
第三幕 柴引(しばひき) 天照大御神が岩戸に隠れ暗闇になり困った思金神(おもいかねのかみ)は天照大御神を岩戸から引き出すために策略を講じ、天児屋命と布刀玉命に天香久山に行って真榊を取って来るよう命じ、その真榊を根こそぎ引き抜く様を、観客と二人の命が柴を引っ張り合う様を描く舞です。 |
二人の命が現れる |
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柴曳をしていた子供ともども引き抜き引き上げる 老人との柴引 |
幼児の女児を抱き上げても女児は泣きもせず堂々としていた |
第四幕 降臨(こうりん) 天照大御神の命を受けて邇邇芸命が葦原の中つ国に多くの神々を伴って降臨するにあたって、鏡を天照大御神の御霊として祭るよう命じ、一行が天の八衝(あまのやちまた)に差し掛かったとき猿田毘古神に出会い、猿田毘古神の先導によって無事に筑紫の日向のくじふる嶽に降臨を果たすと言う物語の舞です。 |
一行が猿田毘古神に出会う 降臨個所へ向かう一行 |
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降臨個所へ向かう一行が降臨場所に着いた場面 |
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本日神楽を舞って頂いた松尾神楽社の人々 |