恭 哉 初 め て の 神 楽 観 賞



 関西ではめったに見られない神楽、九州や出雲地方では神話の里として各地で神楽が行われ、特に私が産まれた旧大分県清川村の御嶽神楽は国指定の重要無形民俗文化財として受け継がれ、その御嶽神楽流を引き継いでいる各地の神楽団体が御嶽能場神楽殿に集まり、豊後大野市主催の神楽祭りとして能場神楽会館で行われなした。
 孫の恭哉はこの春中学生になるなか小学校最後の春休みを利用して別府に来たので、中学生ともなれば長期の休みを利用して別府に来ることが困難になるのではないかと思い、この春休みに能場会館で神楽大会が開催されるので、関西ではめったに見られることのない神楽がどんなものなのか恭哉に見せたく能場神楽会館に行ってきました。
 恭哉が神楽会館に着いた時は神楽が始まって(神楽は8:30〜17:00までで恭哉がついたときは9:40分)いたが、神楽の第二幕で、神楽は子供神楽(小学生から中学生)の剣舞と言う単純な神楽で、面白くなかったのか憮然としていたが、第三幕以降面を付けた舞い手が現れると真剣に見るようになり、特に五穀舞と言う餅まきのクライマックスで、私が舞台近くまで行って餅やご縁がある五円玉が舞台から撒かれるので行こうと言っても始めは嫌がっていたが、いざ餅や五円玉が撒かれ始めると真剣に餅拾いや五円玉拾いに夢中になり、恭哉一人で餅16個、五円玉4っつと喜び、神楽観賞の土産として持って帰ると言って持って帰った。
 神楽の面白みが判って来たのか、私のサブカメラで神楽の動画を撮り、家に帰るとSDカードからUSBに移動して、豊中の家に帰ったら父母に見せると微笑んでいた。(何時もなら神楽の幕に従って内容を記していたが、今回は恭哉の初めての神楽観賞と言うことで内容については省略して写真のみ投稿)

雨の合間に訪れた人々、                                 ここに恭哉がいる

    
恭哉が着いた時の神楽、子供神楽で単純な剣舞場面

    
この場面から日割りと言う神楽、 西洋にちなんで太陽(日)から(土)までの週を割り当てると言う物語を題々とした舞い
    
大神が日割りをもらってない神に土の神を与える場面

    
土の神と言われて怒る神を鎮めようとする八百万の神

    
     八百万の神に舞台から掘り出された土の神                     ここからは綱斬りの場面

    
俵を八岐大蛇に見た立て斬り裂く舞いです

    
    各団体が三つの舞台で同時に綱斬りを                         大蛇の首を撥ねた瞬間(左の舞台の人)

    
     三つの舞台で最後に斬り裂いた瞬間                          ここから天孫降臨の舞台

    
各地に降臨をする神々が登場

    
神々が登場するが、判るのは姫姿の天照大神だけ

    
        降臨をシャツを被って見る恭哉                   ここから五穀舞 立ってる神が八百万神に穀物を与える

    
左の神が食べ物を尻や陰部から取り出して与える神を殺すと、その場所から色々な穀物が出てきたと言う物語

    
                餅を撒いている場面                    ここから柴引き   真ん中の女性が姉です

    
三か所の舞台で神々が思い思いに観客と柴引きをする  左は子供を抱き上げると面の怖さに泣く

    
各舞台の神々の激突で観客を笑わせる

    
ここから高御座(たかみくら) 多くの神々の登場

    
高御座は子供神楽で右の場面は神々を先導するチャロと言う神

    
     チャロが神々を無時高御座へ先導終える                   ここから貴見城(きけんじょう) 神々の登場

    
貴見城の内容は兄弟の確執の中から兄が弟に使えると言う物語

    
ここから天皇位

    
神が天皇位に着くことを邪魔するチャロを戒める八百万の神

    
ここから神逐(かみやらい) 悪戯のスサノオノミコトを高天原から追放する物語

    
      八百万の神に追放されようとしている場面                     これより八岐大蛇退治 姫と老夫婦が登場

    
    高天原を追放されたスサノオノミコトが登場                       スサノオの嫁になることの嬉しさを表す姫

    
八岐大蛇に見立てた俵を切り、大蛇を退治した場面

 単純に内容を記したが、詳しい内容は他のHPに記しているので参考にしてください。