JAZZとコラボレーション すずかけ神楽祭り



 豊後大野市の神楽会館でジャズと神楽のコラボレーションが行われたので見に行って来ました。
 ジャズシャンの名前で私は知らなかったがディデイーズで、ボーカルは白谷典子、ピアノ・オルガンは坂本格一さんで、ジャズ、ソウル、ブルースをはじめヨーロピアン、アラビックまで取り入れた独自のサウンドを大分を拠点に九州各地で演奏している方らしいです。
 神楽は5演目でジャズとのコラボレーションは4演目の柴引で、神楽の伴奏は太鼓や笛ではなく、ピアノ・オルガン演奏に合わせて舞を舞うと言う嗜好でした。
 今回の演目の中で初めて見る演目があり、その演目の題名が返矢と天瓊矛(あまのぬぼこ)で、天瓊矛の内容は伊邪那岐尊と伊邪那美尊の夫婦の神様が天浮橋に立って天瓊矛で海をいて白凝島を作ったと言う神話の舞で、返矢は天照大御神が葦原の中つ国(日本)は我が子天忍穂耳命の治める国であると申したが、国の乱れに天穂日命を偵察に遣わし、大国主命と国譲りの交渉をさせたが、大国主に媚びを使って3年たっても帰ってこないので、次に天日子に使いをやるが、彼も大国主の娘を妻にして帰ってこず、今度は雉を使いに出したが、鳴き声が悪いと言って天照大御神に貰った矢でその雉の胸を射抜いて高皇産霊命の前に落ちて来たので、不審に思って、この矢が邪心のある矢なら天稚日子に当たって死ねと、矢の来た穴へ突き返すと、矢は天稚日子の胸に当たって死んだと言う物語でした。
 
 第一の演目

返矢(かえしや)



 
 



 
 



 
 

 
第二の幕

天瓊矛(あまのぬぼこ)

 



 
 

 第3の演目

五穀舞(ごこくまい)
 



 

 

 
第4の演目

柴引(しばひき)

 

 

 

 

 

 


第5の演目

天皇位(てんこうい)
 
 

 

 

 

 

 
すずかけ神楽社一員 最後お礼の挨拶