今回の神楽は三重高校の神楽部OBが集い、千歳町に浅草流大木神楽座より手ほどきを受けて神楽座を結成した「すずかけ神楽社」と御嶽流神楽を引き継いでいる宇目神楽保存会による2座の公演です。 |
第一の演目 すずかけ神楽社の「太平楽」 内容は天孫の邇邇芸命が供を連れて日向のくじふる嶽に無事後輪を果たしたという物語で、その時の供3人の命が無事案内を果たしたことで、その祝いにと天下泰平の舞を舞ったという物語です。 |
最初に天忍日命になった女性が登場 左は天津久米命になった女性 中央は天石門別神になった男性 |
迫力のある女性とは思えない舞 |
第二幕 宇目神楽保存会の「天皇遺」 内容は天照大御神が葦原の中つ国を大国主命に譲らせるよう二人の神を出雲に向かわせると、十握剣を抜いて、その剣先に胡坐をかいている大国主と談判をする中で、大国主命がわが子と相談して、中つ国を天上界に譲ることにしたという物語 |
大国主命の登場 子供の登場 |
談判に来た神の登場 談判を行うシーン |
談判が成立して喜ぶ神々 大国主命の化身と言われるチャロの登場 |
道化師チャロの大国主命 |
第三幕 すずかけ神楽社の「神逐」 内容は天照大御神が岩戸隠れしたのは弟の須佐之男命が乱暴したからだと、八百万の神達が須佐之男命を高天原から追放するという物語で、後に追放された須佐之男命が出雲で八岐大蛇退治をする。 |
八百万の神の登場 |
須佐之男命が登場 神々を威嚇する須佐之男命 |
須佐之男命に変わって司会者が神々に出て行けと威嚇される 神々に追い出されようとする須佐之男命 |
須佐之男命を追い出し祝いの舞をした後引き上げていく神々 |
第四幕 宇目神楽保存会の「貴見城」 内容は海幸彦と山幸彦の二人神のなかで、山幸彦が自分の猟銃と海幸彦の釣り具と交換して釣りに出かけると、釣り針を鯛に取られ許しを海幸彦に願い出るが、許しが出ず途方に暮れてるとき、綿津見神が鯛から釣り針を譲り受け、山幸彦に返すと同時に綿津見神から頂いた二つの珠によって海幸彦は山幸彦の家来になると言う物語。 |
海幸彦と山幸彦と神々の登場 |
綿津見神の登場 |
陸の神と海の神が一緒に舞う 喧嘩しないようにと諭す海の神 |
陸の神々が引き上げていく 海の神々の舞 |
仲裁が上手くいったと引き上げていく海の神々 |