恭哉と 菜の花畑  (国東半島長崎鼻)


駐車場横の展望台から見た道路片側の菜の花畑

 小学校を卒業して中学校入学までの春休みを利用して恭哉がやって来た、宇佐に居る姉さんが休みのため畑仕事を兼ねて宇佐に着くと姉さんが、今日自分達(美容組合)の休みを利用して花見をするとのことでゆっくり出来んと嘆いている。
 私たちは畑仕事が終わればすることもないので、我々のことは気にすることなく花見に居ておいでと言って姉さんを送り出す、畑仕事が終わったあと、さてと考えていると国東半島の長崎鼻の菜の花畑が見頃を迎えているのではないかと考え、恭哉に「人目2000万本と言われる菜の花畑にいってみる?」と聞くと行くと言う。
 長崎鼻は春は菜の花、夏は向日葵と空き畑を利用して観光資源として花を植えている、恭哉は長崎鼻の菜の花畑は初めてで、ひと眼見るなり感嘆の声をあげていた。
 半島を一周するに当たり色んな奇岩や洞窟を見るなり、ここはすごい所やと喜んでいる、一通り長崎鼻を一周見学して帰りに温泉でもと夷谷温泉に行くと定休日の張り紙、出は何処へと当てもなく別府へと車を走らせていると「赤根」と言う標識を見つけた時、赤根に赤根温泉があったのを思い出し、急遽そちらへ、赤根は別府とは反対の方向へ行くが気にしない。
 赤根温泉に着くと恭哉は初めての温泉とあってか大いに喜び、こんな山間の温泉は大好きと大人びいた口を叩いていた、温泉を出たあと何処をどう走ったのか判らないが18時前に家に着いたが、楽しいドライブと温泉と菜の花を楽しんだと喜ぶ恭哉を見て私も微笑む。

緑の麦畑と菜の花

    
      展望台から菜の花畑を見る恭哉                         菜の花に囲まれてご機嫌な恭哉


    
       菜の花に圧倒される恭哉                                    長崎鼻の海水浴場を散策

    
           奇岩の橋                                              孤島の奇岩

    
        奇岩の橋の上に立ってポーズをとる恭哉                  孤島の奇岩に向かって小石を投げるが届かない

               
        長崎鼻灯台                                    奇岩洞窟を見に降りる
奇岩と洞窟を恐々と覗きこむ恭哉

    
        外海の奇岩と洞窟                                   行者岩洞窟へと向かう

    
行       者岩洞窟の祭殿                            半島を一回りして水仙が咲き誇る畑から見る菜の花畑