荘厳寺(しょうごんじ) 5月21日
荘厳寺は法道仙人の開基と言われ、観音霊場で慶長年間に徳禅上人が堂宇を修復して再興し、爾来真言宗高野山派の末寺として法憧を輝かし、最盛期には本堂への参道には十ヶ寺程の塔頭を構えていた。現在その建物跡から往時の事が偲ばれる
荘厳寺本殿横から宝仏殿への道は馬階段と云われる苔むした参道が続き、参道の両脇にはモミジが植えられ、日差しを浴びた新緑が素晴らしい、秋の紅葉シーズンは赤・黄色とさぞ素晴らしいことだろう。
荘厳寺の住職以外は訪れることが無いのか奥の院は静かで踏み後も無い、大きな萱の木の側に宝仏殿がどっしりと居座わっていたが、朱色が所々剥げ落ち歴史を物語っている、建築当時は立派な宝仏殿で在ったと思わせる雰囲気がにじみ出ている。
苔むした馬階段の苔を踏みつけないように足元に注意して車に戻り、汗を流す為に「へその湯」へ立ち寄り帰路に着きました
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