嶽の森山登山を終え、古座川の宿に向かう途中、おふじ伝説が残る少女峰(月の瀬)と言う名の切り立った峰を見付け、立ち寄って名前の由来を見てみると、昔おふじと言う気立ての良い少女が神王寺の修行僧と恋仲に、乱暴者の海賊の頭に見初められ無理矢理連れて行かれそうになってので、高い峰から古座川にミを投げ17歳の命を落とした伝えられ、その峰を少女峰と呼んでると記されていた。また少女峰は別名十七夜嶽とも呼ばれてる。
 古座ガイドに虫食い岩があると記されてたので、ガイドの案内に従って車を走らせ、虫食い岩と言う岩を眺めると、岩が虫に食されたように大小様々の穴が空いてる、その穴の中にも小さな穴が無数にあり蜂の巣みたいになってた。説明文には風雨の浸食によって多くの洞窟が出来、現在は国の天然記念物に指定されてると記されていた。

        
       少女伝説の少女峰                 天然記念物の虫食い岩
 
 宿ではこの一年間登って来た山々の話をしながらゆっくり寛ぎ明日のドライブに備えた。

  
     宿から見る古座川河口口                       串本の橋杭岩
 
 翌18日は那智の滝を見学する予定だったが、予定を変更して橋杭岩へと周り熊野大社へと向かう。

  
    熊野詣の終点、熊野大社                   冷たい小雨混じりの谷瀬の吊橋
 
 いま、山の愛好者たちによって熊野古道が脚光を浴び、多くの人が京都御所から公家が歩いたと言われてる道を辿ってると伝えられてる。
 私が所属する山の会員さんも走破した人がいます。熊野は現在世界遺産に登録されています。
 
  
観光客が誰も居ない吊橋は寒々として、渡るのが怖い、渡り始めると横風でよく揺れてた
 
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