7月5日から9日までに九州北部に発生した記録的な豪雨で日田市も大きな被害を受けたなか、今年の日田祇園祭開催をどうするか議論されたなかにおいて、日田の元気な姿を見せようと被災された方々を含め、今年も盛大に祇園祭を開催するとの事で少しでも役に立てばと山鉾を見に行ってきました。 日田の祇園祭の山鉾が何処にあるのか判らないまま豆田町に行って見ると一基の山鉾が動いているのが見えたので駐車場所を探して、山鉾が通行して行った方向に行って見る、山鉾の綱をを引っ張っている家族の方に聞くと、今まで町内を回って来たのでこれから夜の巡行に備えて納屋に帰る所と言う。 納屋に入った山鉾を見たあと関係者に聞くと、豆田町には4基の山鉾がありほぼ午前中の巡行は終わり、今は納屋に入っているのではないかと教えていただき、他の山鉾が収監されている納屋のありかを指で地所を指さしながら通りを教え戴き、右へ左へと見に行ったあと、遅い昼食を摂りながら食堂のおかみさんに水害の事を聞くと、この先の花月川の氾濫とすぐ横の水路の氾濫で、この辺りの住宅は2〜3軒を除いて全てが床上や床下浸水の被害を受け、かろうじて私の家は水害の被害免れたが、もう少し雨の量が多ければ私の家も例外では無かったと話された。 食事が終わったあとポスターには8基の山鉾が映っているが、あとの4基は何処へ行けば見られるかと聞くと、温泉街に行くと見られると教え戴き、教え戴いた道路を温泉街へ。 温泉街に着くと京都祇園まつりで見る山鉾の倍はあるかと思える大きな山鉾が目の前を通過している、警備員に駐車場を聞いて三隈川の沈み橋を渡り温泉街に行くと、先ほど見た山鉾がゆっくりと巡行している。 山鉾の綱を引いている子供の親に何処までこの山鉾は行くのかと尋ねると、この先に公園がありそこに向かっている、その公園にこの界隈の4基が集合して、夜の巡行に備えるために集まっていると教え戴き、他の山鉾を探しにと他の路地を通っていると、先ほどの通りを別の山鉾が通っている。 隈と記されたハッピを着た山鉾の後を付いて行くと、公園に先ほどの山鉾を含め3基の山鉾とお神輿が鎮座していた、公園には4基の山鉾が並んだ姿を一目見ようと大勢の観光客が私を含めひしめき合っていた。 4基の並んだ山鉾を写真に収め、駐車所へと戻り始めると裃を身に着けた氏子さんたちが神輿を引いて、同じ方向に歩いてきた、この先に有名な神社でもあるのかな思いながら駐車場へ。帰りに割引の利く温泉で汗を流して帰路につきました。 |
温泉街の山鉾4基が勢ぞろい 左から若宮町・川原町・大和町・三隈町の山鉾 |
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豆田町に着いた時に目の前を通り過ぎる港町の山鉾 |
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狭い田圃の脇を通る鉾と納屋に収監する鉾 |
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左は山鉾の飾りつけ 右は民家に保存されている鉾の裏面の緞帳 |
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納屋に収監されている上町の山鉾 |
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下町の山鉾は納屋に収監せず花月川沿いの道路に留め置かれていた |
下町の山鉾の飾りつけ |
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納屋に収監されている中城町の山鉾 |
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中城町の山鉾の飾りつけ |
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沈み橋に残る流木 温泉が所有する屋形船 |
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三隈川の沈み橋を渡ると大和のハッピを着た山鉾がやって来た |
道路を直角に回ろうとするところ 右ふたつは鉾の進路変更を担ぎ手が渾身の力で |
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日田祇園で一番高い大和の山鉾 |
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大和の写真を撮り終え他の鉾の納屋を探しに行きかけたら三隈町の山鉾がやって来た |
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個人的には一番の山鉾と思えた 幼児も綱を引く |
公園にはすでに若宮町の山鉾と川原町の山鉾が留め置かれている 鉾の横に鎮座されている神輿 |
留め置かれている2基 |
裃を着た氏子さんが神輿を本神社へ 甲冑着た子供たちが神輿の先頭を行く |
私は長いこと関西に居て京都祇園祭を何度も見て来たが、日田祇園祭は祭りの規模こそ小さいが、山鉾は京都以上の山鉾を有していたように思えた。 |