雑草の生命力

 高校を卒業し関西に職場を求めて45年間 、定年退職を機に大分県清川村(現在豊後大野市清川町)に猫の額にも満たない田畑があるため田畑の管理として住み慣れた関西を去ることにした。
 関西を去るに当たって若きし頃旅行で訪れた北陸地方を回って終の棲家として建てた別府へ帰ることにした。
 帰るその前5月の連休に孫と清川村を訪れ草刈りをした田畑が気になり、北陸から帰った翌日清川村の畑を訪れると雑草が腰下まで伸びている。
 今は草刈り機が無いので鎌を取り出して草刈りを始めるなか、猛暑の続く日中のため木陰で休憩を採りながら草刈りをしていると、小学校・中学校と一緒だった同級生が同じように草刈りに戻っており、彼は草刈り機を使っての草刈りのため、私の鎌での草刈りに気を使ってか草刈り機でアッと言う間に畑の草を刈ってくれた。
 草刈り機の威力の素晴らしさに感心すると同時に彼に礼を述べ終わる前に彼はもう次の草刈り場へと移動して草刈りを始めている。草刈り機が入らない場所のみ鎌で草を刈り一日目を終えて畑を引き上げる。
 翌日畑への畦道の草刈りをして畑の草刈りを終える、休耕田としている田圃の草刈りは世話になっている農家の方がやってくれるとのことでそのままにしているが、8月夏休みに孫が来るのでその時田畑に行って見て草刈りが行われてないようであれば、私も草刈り機を購入して草刈りを始めねばと思っている。



     
    雑草が生い茂る草を刈る前の畑                    同級生が草刈り機で草を刈ってくれる

 

    
草刈りの終えた畑、右は世話になっている農家の田圃  清水の湧き出ている場所は私の池が有った場所で、今では集落の飲み水として利用している 



 
 私の生家は今ではすっかり様変わりして村道になっている