別府温泉 八湯めぐり
温泉道の温泉名人を求めて



 別府温泉には温泉八湯(おんせんはっと)と呼ばれる温泉域がある。@浜脇温泉 A別府温泉 B鉄輪温泉 C観海寺温泉 D明礬温泉 E亀川温泉 F堀田温泉 G柴石温泉 の八つの温泉域があり、いま観光客が最も訪れているのが温泉地獄めぐりのある鉄輪温泉である。
 温泉湯量では日本一を誇る別府温泉でも観光や宿泊数ではその大半が鉄輪温泉に集中し、その昔北浜温泉と呼ばれた別府温泉域は別府駅から近いにもかかわらず、宿泊数も減少しホテルや旅館の廃業が行われ、その廃業ホテルや旅館を買収し外国資本や対外資本のホテル・旅館が生まれているが、浜脇・明礬・亀川・堀田・柴石温泉は日帰り温泉として遠くから訪れる観光客に親しまれている。
 今回温泉道 温泉名人を目指したのは、別府に移り住み健康のためと別府市街地を歩くに連れ、別府には他の市町村に比べ地蔵尊の多さに気づき、地蔵尊巡りをすれば歩く口実が出来ると思い、地蔵尊を求めて歩いていると流石別府温泉と呼ばれる所以の共同温泉の多さに気づき、地蔵尊巡りを終えると別府市役所の観光課に行き「市が関与している共同温泉のパンフがあればと尋ねると」パンフを持って来て戴き、カメラを携えてまたも市内の路地から路地を散策する。(市が関与している共同温泉施設
 この共同温泉探しも半年もすれば130ヶ所の温泉は探し当て、さてどうしたものかと思案する中で、今度は各家庭が持っている温泉探しの案を思い出し、またも市内の路地から路地を歩きながら個人温泉を探す。ある地域のご婦人と話しする中で「この一帯の家庭では4軒に一軒は家庭に温泉を引いていると言う」、しかし温泉使用料は家庭によって違うが月1万円から1万5千円ぐらいだという。
 因みに私が利用している共同温泉は月900円(入浴時間の制限なしだが昼間3時間だけ清掃時間で入浴無し)と他の共同温泉より安く、家庭に温泉を取り入れば一月の温泉使用料で一年分賄える。(個人温泉
 この個人温泉探しも路地から路地を歩いて見える範囲の温泉もほぼ探し当てたかなと(多分三分の一ぐらいしか写真に収められてない)思い、さて散歩の口実は何が良いかなと思っていると、友達が「温泉道を極めたら」と助言してくれたので、早速観光課に行き温泉本とスタンプ手帳を買い求める。
 温泉本を開くと入浴料金100円から1600円と幅広く、100円・200円の入浴料金の温泉は比較的早朝から深夜まで(清掃時間除く)営業しているが、300円から600円の所は午後3時から21時までと午後の時間帯が多く、500円から1600円の所はホテル・旅館が多く、特に1000円を超える旅館は全てが家族風呂になっている。
 最初は約50数ヶ所ある100円・200円コースを約一月半で廻り終えると、次に待っている500円以上のホテル・旅館が約20ヶ所以上、やり始めたものの凄い金額が待ち受けている。温泉本に記載されている100円でも安いホテル・旅館を探し、ある喫茶店の入浴に行くと「ここまで入浴しているなら段位取得に観光課に行けばホテル・旅館の無料券がもらえる」と聞き、早速観光課に行くと14軒の無料券と6軒の半額券が貰えられ、これで高額な入浴料金が少し緩和された気分になり、入浴時間を確認しながら6月23日、温泉道の段位取得88ヶ所の入浴を終え、温泉名人の称号を得ることが出来ました。
 私が得た温泉名人の順位は7085人目、こんなに多くの人が段位取得に回っているんだと驚いたが、考えてみれば私が回っているとき北海道から段位取得に三ヶ月おきに来て今が半分と言う人や今回で4回目を回っていると言う東京の人などに出会うと別府市民ばかりではなく県外の人が沢山いることに驚く。
 今回の温泉道、温泉施設探しは共同温泉探しと個人温泉探しで何度も訪れている所ばかりで、直ぐに探し当てることが出来たが、他の人とは違って毎回の温泉巡りは健康を兼ねて徒歩での温泉巡りのため歩数が常に一万歩を超え、平均で一万六千歩ぐらいかな、歩いた日数は約30日、良い運動になったよ
 終わったが今は暑いので、次は秋口から再度挑戦してみようかなと思う。


温泉本500円 スタンプ手帳100円 とタオルを片手に・・・
 
 
 市の観光課で温泉道のタオルと名人の賞状を戴く 2000円の経費が掛かる
ホテル・旅館の無料券と思えば良いか・・・・

 段位を得るについてそれなりの金額が掛かったが、健康のための運動と思えば
ジムに通うよりはましかなと思う