石垣神社秋季例祭
庄内神楽 俚楽座 


 
 私の住む石垣町2丁目の隣3丁目に石垣神社があり、その神社では毎年秋季大祭として大人神輿と子供神輿が町内を練り歩き、練り歩いている時間帯は神社の神楽殿で神楽の披露が行われている。
 昨年は台風の接近で大祭は中止となり、今年も台風が発生したがまだ遠くにいるため影響は少ないと開催に至ったが、前線の影響か時折小雨がぱらついたが、祭りや神楽には影響は無かった。
 神楽好きの私は13:30分より別府駅前で戦争法廃止の3000万署名に取り組んでいたため、12:00に始まった神楽を見る事は出来ず、署名が終わり神社の神楽殿に駆け付けると最後の演目「大蛇退治」が始まった所でした。「大蛇退治」と「柴引」はどの神楽社も一番の演目として取り上げ、見る観客を惹きつける演目となっている。
 「大蛇退治」は高天原を追われた須佐之男命が出雲の川上に差し掛かると老夫婦と娘が悲しんでいるので訳を聞くと、胴体から八つに分かれた大蛇に最後の娘が飲み込まれようとしていることを悲しんでいると、8人の娘の内7人がすでに大蛇に飲み込まれていると、それを聞いた須佐之男命がその娘、櫛名田比売を嫁にくれるならその大蛇を退治するがいかがかと聞き、娘を嫁に差し出すので大蛇を退治してください。櫛名田比売も嫁になることを承諾したため、須佐之男命は老夫婦に強い酒を造らせ、その酒を飲んで寝てしまった大蛇の胎児が始まるが、この物語では大蛇と須佐之男命の闘いがメインとなり息をのむほどの場面が展開される。
 
 

 
 左から笛・鐘・小太鼓・大太鼓
 老夫婦と櫛名田比売の登場
須佐之男命の登場を待つ
 
 
 

 
 須佐之男命の登場
舞台を見る観客
 
嘆きの理由を聞く須佐之男命
 
 
 

 
 須佐之男命の面
櫛名田比売の面
 
櫛名田比売が嫁になるお礼の舞を 
 
 
 
 酒樽を持ってくる(本来なら老夫婦の役)
酒樽に強い毒を混ぜる
 
大蛇の登場
 
 
 
 
 大蛇が酒樽を見つける
酒を飲む大蛇
 
寝たか様子を伺う須佐之男命
 
 
 

 
 確かめに剣を刺してみる
 剣を刺されて立ち上がる大蛇
またも眠る大蛇
 
 
 

 
 またも剣を刺されて怒りあらわに火を噴く
大蛇の頭を掴む
 
掴んだ頭を剣で斬る
 
 
 
 切り落とされた頭
大蛇の胴体から出て来た草薙の剣
 
役目を終えて引き上げる須佐之男命
 
 
 
 
 出演者の紹介




行幸していた神輿が帰って来た




 
餅まきが始まる