大分県年金者組合
2019年年金一揆



 この時期年金引き下げに反対する年金一揆が全国各地で行われていることに合わせて、大分県年金者組合は11月7日大分市竹町商店街のガレリアドーム広場で開催したので参加してまいりました。
 年金一揆のスローガンとして??マクロ経済スライドを廃止して、「減らない年金」に!??最低保障年金制度の創設で、「安心の年金」に!??大分年金裁判に勝利しよう??仲間づくり月間を成功させ、要求実現を!を掲げ、開催されました。
 私がこの年金一揆に参加して4度目となるが、大分県年金者組合員も高齢化から逃れることが出来ず、年々参加者の人数も減少し、今年は3年前に比べて半数ぐらいで、年金一揆のアピールには寂しくはあったが、自公政権の年金引き下げには力強い怒りの声が参加者の中から、式が始まる前から聞こえてきた。
 最初に大分県本部の笠村委員長は今年金引き下げは憲法違反として全国の地方裁判所で裁判が行われていますが、すでに不当判決が出たところもあり、大分県では来年には原告の証人調べが予定され、予断を許さない状況が続きなか、年金の改善、減らない年金、安心して暮らせる年金制度は国民的な願いとして、この裁判はどうしても勝利しなければならいと強調していました。
 また景気が低迷するなか、今年の10月から消費税10%が強行され、低額の年金生活者にとっては死をも意味する税額になっています。今から30年前消費税が導入されたとき消費税は社会保障に使うと言われたが、年金をはじめとする社会保障は改悪に続いて改悪がが続くなか、大企業や富裕層は税の軽減が続き、貧困の格差が当時と比べて数百倍にも広がったと指摘、そんななか2016年の「国民意識調査」では、「老後の所得保障(年金)」改善が現役世代や高齢者、若い世代のすべての世代がダントツ一位占め、今日年金改善、減らない年金、安心の年金はどこへ行ったと訴え、マクロ経済スライドによって年金が引き下げられる中、2047年の年金支給から若い人ほど低い年金支給から始まり、今の高齢者は長生きすればするほど年金支給が引き下げられる仕組みは日本以外にどこがあるのか、今日の年金一揆でマクロ経済スライドの廃止の一歩にしたい、そのために国民や市民の皆さんと一緒に奮闘したいと挨拶を結びました。
 そのあと各来賓の挨拶がありましたが割愛します。来賓の挨拶は日本共産党県議と市議、県労連、医療生協組合、民主商工会、他数組でした。


開会前に道行く人に年金一揆を訴える佐久間書記長

笠村委員長の挨拶に耳を傾ける参加者

民商来賓者の挨拶

記念撮影

    
        竹町商店街をデモ行進                               レンガ通りを行く参加者