九 州 山 間 部 の 大 雪


 
 1月7日から日本海側には数年に一度の強烈な寒波が押し寄せ、北陸を中心に大雪に警戒情報が出され、九州北部を始め山間部にも大雪注意報が発令されて、この文を書いている今日を含め5日になる今も高速北陸道では立ち往生の車が数十台いると報道されている。
 別府も7日夜半から雪がちらつき始め9日夕方まで雪が降ったり止んだりが続き、部屋の窓から鶴見岳を望むと真っ白な雪景色になっている。3日間家に閉じこもられていたが、10日には朝から晴れ間が覗いたので気晴らしに清川の畑に行った。作業している午前中は風もなく暖かい陽射しに恵まれたが、15時すぎ頃からまたも曇り空へと変わり、雪を心配したが雪も無く、体を動かす清々しい一日を過ごした。やはり運動が一番。
 別府は11日も朝から雲一つない晴天で、鶴見山系は強い日差しを浴びて降り積もった雪が真っ白く強い光を放っていた、それを見て今日は10分以内に行けるスーパーマーケットに散歩を兼ねて大きく遠回りして鶴見山系が見える通りを行くことにした。
 10日は清川の畑で仕事お終えたあと、集落を走る2本の道路のうち、尾根道を経て帰れば九州の尾根と言われる祖母・傾山系から久住連山が一望に見えるので尾根道に出ると、久住連山と祖母山は真っ白な雪を抱いていたが傾山は雪が見えない。傾山は畑からも見えるが雪が無いので村の人に聞けば、傾きもここも雪はちらついた程度で降らなかったと言う。
 良い写真は撮れなかったが、60年ぶりに見る真っ白な久住連山と祖母山は小学生・中学生時代に見た山系を思い出したが、各集落は人通りもなく当時も面影も無い過疎化が進み、朽ちかけた空き家が目立つようになった。私の生家は道路拡張のため跡形もないが、それでも生まれ故郷は良いよ。

    
10日朝の車と隣の畑

    
             傾山  他の傾山の写真は失敗                        久住山

祖母連山   白く尖った山が祖母山

久住連山

久住山と大船山

    
上と同じ

交差点で撮影

よそのマンション4階ベランダから撮影
山で縦に白くなっている筋は熊本地震の時に崖崩れした痕、今も新しい個所が大雨のたび崩れている。

春木川河港から撮影