別府猪瀬湿原
オオキツネノカミソリ


 朝からむしむしする暑い陽射し、今週の今日は何の用事も無く、何をするかなと思っていると同居人が「清川のように猪瀬湿原のキツネノカミソリが咲いているかも」と言うので出かけることにした。
 湿原の入り口に着くと先客なのか2台の車が道路わきに停車していた。カメラと貴重品バッグを持って整備された遊歩道へ、ここは何度も来ているので指標が無くても判るが、湿原だけあって陽射しを遮るものも無く、風も無いので暑い、オオキツネノカミソリ群生地は樹林帯の中にあるので、陽射しが届かない分だけ涼しい。
 今年のオオキツネノカミソリは昨年と比べて、開花が早かったのか、花が無く幹だけのものが多いように感じたが、同居人は今年のほうが綺麗に見えると言ってた。群生地は遊歩道に沿って南北?約200m位と山の斜面一帯に咲き誇っている。斜面の上部まで上がればさどかし綺麗だろうが、花の球根を痛めるので絶対に入ってはいけない。
 竹田市の七ツ森古墳一帯に咲くキツネノカミソリも、今が最盛期かなと想像がつくが、とにかく観光客が多くて花をゆっくり見る事が出来ない場所だ、平日で行けたら行って見ようかな・・・

群生地の中は猪避けの柵が設けられている

カミソリ花は左山の上へと続いている。右側が散策路

散策路の両側に広がるカミソリ花

    
          木漏れ日が差し込む群生地                          薄日が当たり、色も艶やか

    
          岩場の上へと広がって行くカミソリ花                 花の終わったカミソリ花の茎

    
        10分の一が開花を終えていた                  木漏れ日が当たったカミソリ花、緑の苔とのコントラストが良い

    
    散策路南側終点のカミソリ花、昔の氷室跡                       艶やかな花弁

    
        少し沈んだ花色も素晴らしい                          雑草の中に誇る色のカミソリ花

       
             マメ科の花なのか葦の緑とマッチして綺麗さが際立つ   鬼百合がえんじ色の花をアピール