今日は石垣神社の大祭で正午から神楽の奉納があると言うので、それまでに行きつけの散髪屋に行き、帰りに「ふれあいセンター」前にさしかかると拡声器から運動会独特の音楽が聞こえてきた。中に入って見ると各自治会のテントが張られて、運動会が開催されていたので少しの間見学して帰った。ここの自治会は私たち自治会の隣町で、小学生から老人まで楽しそうに動き回っていた。私が見ていたのは玉投げで、玉をバケツでキャッチするたび歓声が上がっていた。 石垣神社での神楽は、今まで舞が始まる前には演目を記した垂があったが、今回は垂が無く口頭のため聞き取り難く、神楽舞を見て私なりに、何の舞かを判断したが、なかなか判らないものですね。 |
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ふれあいセンターの運動場 ここは以前野口小学校だったとのこと。統廃合で小学校は他の場所へ |
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各自治会のテント |
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野口自治会のテントと玉投げの様子 |
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玉投げで順番を待っている人たちと各自治会の成績点数表 |
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ここから石垣神社大祭の神楽の舞、最初の方は演目が判らなかったので、舞を順番に乗せただけですが、神社に着いたときは既に舞が始まっていた、舞かたから見ると平国かなと思う。平国とは国生みの伊邪那岐命と伊邪那美命は多くの国を生んだが、日の神を生んだとき、その日で伊邪那美命は火によって焼け死に、怒った伊邪那岐命は火の神を切り殺してしまい、切る時に散った血が多くの神を生み、平穏な国になったと言う物語の舞で、舞自体は単調なため、神楽を覚える時の基本になると言ってたように思う。 | ||
神社に着いたとき舞が始まっており、舞の舞い方からして平国かなと思う |
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ここからは日割だと思う。日割の内容について思いだしながら記して見たいと思います。日割とは一年を360として、春の神、夏の神、秋の神、冬の神に分けると、土の神は季節が無かったために、土の神と日割神との間で押し問答が起き、日割の神が春・夏・秋・冬の神から18日づつ差し引き土の神に与え、5つの神に72日を与えたと言う物語の舞だったように思う。 |
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先導の八百万の神々の登場 |
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日割神の登場 |
春・夏・秋・冬の神々の舞 |
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土の神の登場 |
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直談判が始まる |
土の神の面 |
日割神の面 |
激しい直談判が始まる |
日を与えると宣言 |
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ここからは高御座と言う舞ではないかと思う。高御座とは天照大御神が大国主命が支配している中っ国を譲らせるために2人の神を出雲の国へ送り、大国主命と直談判のなか、大国主命が我が子と話し合う中譲ることに、しかし未練が残って、大国主命はチャロと言う道化師に変身して未練を断ち切ったと言う物語ではなかったかと思う。 |
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天照大御神の使いの二人登場 |
大国主命の登場 |
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談判する神と命 |
国を譲る事を決める |
道化師チャロの登場 |
観客を笑わせるチャロ |
チャロと遊ぶ大国主命 |
代わりの大国主命登場 |
比売と老夫婦が出てきたから八岐大蛇退治だと思う。大蛇退治とは高天原を追われた須佐之男命が出雲の川上を歩いていると、嘆いている老夫婦と比売に合う、嘆いている事情を聴くと、比売が大蛇に呑まれることを嘆いていると、そこで須佐之男命が比売をくれるなら大蛇を退治してやると、老夫婦と比売は相談の上、比売を須佐之男命に、須佐之男命は老夫婦に強い酒を造らせ、大蛇が酒を飲んで眠っている所を十拳剣で切り裂くと、大蛇の体内から出てきた剣が草薙の剣で、今に引き継がれている三種の神器の一つになっている。 |
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変身したチャロを残して引き上げる神々と命 |
全ての神々が引き上げる |
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比売と老夫婦登場 |
手名椎の面 |
足名椎の面 |
須佐之男命の登場 |
須佐之男命の面 |
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櫛名田比売の舞 |
酒に毒を入れる |
酒と毒をかき混ぜる |
大蛇の登場 |
とぐろ捲く大蛇 |
酒だるをみつめる大蛇 |
酒を飲む大蛇 |
眠ってるところを背後から切りかかる |
気づいた大蛇と対峙する須佐之男命 |
大蛇に巻き付かれる |
這い出た須佐之男命 |
草薙の剣を取り出す |