今なお水蒸気の噴煙を上げる
二等三角点の伽儖岳



林道を歩きながら見る噴煙地帯は時折迫力ある噴煙をあげて、ここ一連の火山爆発を想定してあわやと思う


GPSによる軌跡

 
 駐車場14:20−塚原越15:02−山頂15:37・15:45−塚原越15:50−駐車場16:22・・・神楽目湖16:50着

 伽儖岳登山駐車場に着いたときが14:15分、いくら安心できる山とはいえ14時過ぎの登山開始ではと躊躇したが、登山道の3分の二以上が車道歩き、そこから本格的な登山道になるらしい(初めての登山)が登山道の中では迷う個所はないと記されている。
 歩き始めるとき若い女性が一人で山から下りて来たので登山道状況を聴くと「登山道入り口から登山道がアセビに覆われていたので引き返してきた」と言う、彼女が引き返してきたアセビに覆われた登山道とはどういうものか、取り敢えず其処まで行って無理なら時間が時間なの同じように引き返すと言うことで行ってみることに。
 

 塚原温泉の全景 左屋根の向こう側が温泉の駐車場 この温泉は硫黄泉のため石鹸が使えず、ただ浸かるだけの温泉、汗を流す登山者には向いてないかも?・・・でも浸かるだけなら良い温泉ですよ、話のタネに浸かってみるのも良いかも・・・


    
 登山者はここの駐車場へ 温泉の駐車場は入浴したとしても使用できない          右に登山道の指標がある

 車道登山道は噴煙地帯にの点検道路と土砂の搬出道路になっているため道幅も広く、途中から少し狭くなってきたが塚原越分岐までは大型車が裕に通れる道、分岐から大型車一杯の道幅になったが、塚原越えまでは緩やかな道。
 

    
    アカヤシオの木に似ていたが九州でもヤシオが咲くのかな?           分岐の右手に小さな指標に伽儖岳と記されている

    
         遠くから見ると夫婦愛の抱擁に見える大岩       道が左に急カーブしたところで明礬温泉から登って来た三人に出会う
  

 塚原越えに着くと伽儖岳への指標が現れ、そこから本格的な山道に変わったが、彼女が言ってたアセビの林は無く何箇所に数本の木があるぐらいで気にするようなところはなく、山に登っているというやや急な登りを終えると伽儖岳の山頂に着いた。
 

    
 文字が消えかかった塚原越の方向に行かなければ遠回りの尾根道になる       塚原越地点は広い広場になっている

    
   塚原越に伽儖岳への指標が、ここから本格的な山道へと変わる     彼女が言ってた馬酔木の森 こんな感じが三か所

    
      迷う個所ではないが文字が消えかかった指標               伽儖岳山頂標識 標識の左後ろに三角点がある

 山頂からの展望は素晴らしいと思うけど、あいにくガスがかかっていて西北方面しか見えなかった、また山頂には九州の山に多く分布しているミヤマキリシマツツジが多く見受けられ、今回伽儖岳の登山道と所要時間がそれなりに判ったので来年のミヤマキリシマの開花時期に訪れてみようと思う。

三角点の標石と標柱は雑草に覆われている

今回は時間の関係で西峰まで行けなかったが、西峰からの展望は別府市街地が見える素晴らしい所らしい