姫路市で
石倉寺9:45−神石11:00−とんがり山11:25−11:35−登山口12:05 天気予報は雨、尼崎の自宅を出発する時にはぱらぱらだったのが高速に乗る時分には本格的な雨に変わる。 地図を頼りにとんがり山の登山口に当たる石倉寺に着いた時はこの雨の中を登るとは思わなかったが、山頂までの所要時間は約40分のため、せっかく来たので登ろうと言うことで雨具を身につけ、リュックは持たずにお茶と菓子類の最小限を持って石倉境内で登山口を探すが見当たらない。
ネットで検索したときに石倉寺境内から登ったと記されていたが間違いだったのか?、Hさんはきれいに整備された遊歩道があると記されていたと言ってるが、そんな登山口をいくら探しても見当たらないので、またもGPSを頼りに道無きブッシュを掻き分け登り始めるが、雨にぬれたブッシュは滑りやすく、傘は雑木が邪魔して開いたり閉じたりと、その合間には斜度がきついため立ち木やブッシュを掴みやっと一つのピークに登りついたときには、内(汗)と外(雨)からによって全身がびっしょり濡れる。 とんがり山を尾根越しに見るがガス(霧)のためによく見えないが、GPSと肉眼による地形を確かめながら、なおもブッシュを掻き分けながら進むと第二のピークに到着。 第二のピークからガスの晴れ間に円錐形の山が見え隠れするのが見える、あれがとんがり山だと確信して、少し下るとなんと立派な登山道が現れる、登山口はやはり別のところにあったんだとお互いに話し合うが、そのときは遅すぎ靴の中はブッシュの雨露によって水があふれるほどに全身から雨が滴り落ちている。
気を取り直して神石に着いたときには出発から約1時間20分も要し、最後の登りであるとんがり山に取り付くが、一歩進んで二歩下がると言う言葉にぴったりの斜度で、立ち木を持ってしても容易ではない、悪戦苦闘の末11時25分とんがり山(256.7m)の山頂に立つ、山頂は立ち木と雨とガスのため展望は利かなかったが、ここまでの悪戦苦闘による健闘を称えお互いに握手で喜び合う。
10分ほど小休憩のあと、下りは整備された登山道を下り、登山口に12:05分に到着、登山口には大きな駐車場が整備されており、ここから石倉寺までの距離は約500m程で、お互いが全身ずぶぬれのため、昼食はとりあえず入浴を終えてからと言ううことで(ウエルサンピア姫路ゆめさき)まで車を走らせる。 温泉で汗を流し、衣服を着替えさっぱりして遅めの昼食を摂りながら、次回は天気のよい日に峰相山まで縦走するためのは、今日の登山口を確認しただけでも濡れ鼠になった価値はあると談笑して16時半に帰宅。 今まで幾多の雨天登山を試みたことがある私でも、今回ほどずぶ濡れになった山行きは初めてである、お疲れ様でした。真名井 一正 |