三日遅すぎたカタクリ花

小 塩 山

小塩山のカタクリ群生地

 南春日バス停10:35−悪路への分岐11:05−金蔵寺分岐11:50−森林公園分岐12:05−小塩山山頂12:18・12:54−御陵の谷13:00(散策)−Nの谷13:20(散策)13:38−南春日バス停14:59 バス15:03乗車

カタクリの花をカメラに収める筆者

 朝7時前に洗濯しながら朝食を摂っていると山仲間から電話があり、今日何もなければ小塩山へカタクリの花を見に行かないかと誘いがあり、小塩山は22日「おこじょ山の会」の例会で行くことになっていたが、天気予報で午前70%午後90%の予報で中止になり、今年はカタクリ花を諦めていたので一も二も無く行くことにした。

 小塩山へのバス時間を調べると例会時間と同じ時間にあるので武庫之荘駅も同じ時間に出発、小塩山への登山口に当たる東向日駅に着くと、私たちと同じようにリュックを背負った登山客で一杯、全員が私たちと同じ目的でバスに乗り込む。

 バス停から他の人たちは金蔵寺手前から登るらしく、私たちは大原神社前から正法寺を経て西尾根を登るためバス停から直進、正法寺に着くとしだれ桜は花の終わりを告げていたが八重桜が満開で素晴らしく、数人の観光客が訪れていた。

  

         バス停から見る小塩山               大原神社

  

正法寺境内の桜

 正法寺をあとに金蔵寺手前から尾根道への合流点に向かうが、高速道路建設中で道路がずたずたになっていて、何処だろうと思っていると金蔵寺方面へ向かっていた登山者のグループが登って来たので後から付いて行く。

  

小塩山への登山道

 登山道に入ると以前登った道のようで違うようなと思いつつ竹林に入ると所々で記憶が読みあがってくる、竹林の真ん中辺りで「右は悪路でお勧めできない、登山者は真っ直ぐをお勧め」と記された分岐が現れ、悪路とはどんな道なのかなと思ったが真っ直ぐ行くことにした。

  

      金蔵寺への分岐                   山頂NHKの電波塔

 登りに差し掛かると小休憩を採っている前を行くグループに追いつき、私たちも展望の良い所で小休憩を採り、ここから他のグループと前後しながら登っていく、登りは緩急を繰り返しながらゆっくりと登って行くがなかなか車道に出ない、車道を横切って急な登りを終え、次の車道を横切って2分ほど登ると小塩山の山頂。

  

            昼食風景                   御陵谷のカタクリ

 山頂の電波塔周辺にはカタクリ花を求めて多くの登山者が昼食休憩を摂っている、私たちもカタクリ花を観賞する前に御陵の谷に通じる電波塔の横で昼食休憩とする、昼食休憩を終えて御陵の谷に行くと「西山自然保護」の方がここはほぼ花の盛りを終え少ししかないと言う、「何処へ行けば見れる?」と問えばNの谷に行けばまだ残っていると言うので、残り花を観賞したあとNの谷に向かう。

  

           御陵谷のカタクリ        斜面のカタクリを求めて移動、ネットの中にカタクリがある

 Nの谷について「西山自然保護」の担当者にどのあたりで見れますかと問えば、北西の斜面辺りと言うのでそちらの方へ下って行くと、本来のカタクリ花である赤紫の色より少し色あせたカタクリの群生地があり、あっちこっちでカタクリ花にカメラを向けている、私も本来のカタクリ花を求めてシャッターを押す。

          

Nの谷 カタクリ花

          

Nの谷 カタクリ花

           

Nの谷 カタクリ花

 小塩山のカタクリ群生地は四ヵ所(御陵の谷・Nの谷・炭の谷・池の谷)あり、全部行って見たいが帰宅時間を考えると残りの二つは来年に残して下山に取り掛かる、下山道は炭の谷入口を経て、以前一度利用したことのある登りで見た悪路の道と記された最短距離を下ることにした。

  

下山時に見つけたアケビの花

 車道を二回横切るり本格的な登山道に入ると、確かに悪路と記されているようにV字形で滑りやすい悪路が長々と続く、転倒しないように慎重に下り、車道出会いからさらに登山道を下るとアケビの花が登山道脇に可憐な花を咲かせている群生地に出た、谷川を渡り林道に出てしばらく下ると、登りで見た悪路と記された分岐に出た。

  

        下山時に見つけたアケビの花             下山時に見つけた山吹の花

 ここから登りの道を下れば工事現場を迂回しなければならないので、少し戻り竹林の中を花の寺へと下り、大原神社前を通って南春日バス停に戻り、時間を見ると4分の待ち合わせと言うラッキーなバスに乗り帰路に着きました。