グラバー園から稲佐山展望台方面を望む
 


 
 平和公園  平和記念像

  日本各地を旅する中で最後まで足を踏み入れることの無かった県が長崎県、その長崎県に関西の仲間が気遣って一緒に旅を申し出てくれた。
 私、旅は三食の食事より好きだが、一人旅はよほどのことがない限り同一県以外遠くの他県へ旅に出た事は無い、兵庫県に居る時一人で旅した県は京都・奈良・和歌山・愛知・三重・岐阜・滋賀・岐阜・長野・岡山・徳島ぐらいかな?あとはグループ旅が主でした。
 今回の長崎県に足を踏み入れたことで日本一都一道二府43県全ての何処かを訪れたことになる。遠く北海道や沖縄・東北は二十代に訪れ、その後も訪れているが地名を言われなければ訪れた場所を思い出せない。
 

              
          稲佐山三等三角点                          稲佐山展望台にて
 

 稲佐山展望台から長崎市内を望む
 
             
           大浦天主堂へ                        像に刻まれた能書きを読む

 別府の我が家から高速で長崎に、長崎に着くと長崎市内が一望に見渡せる稲佐山展望台へ、展望台から観光マップを片手に市街を眺めるが、初めての長崎とあって観光名所の位置がつかめない。
 稲佐山展望台を後に日本が国際的に開港した出島へ、グラバー園に駐車してゆっくりと坂道を登り、大浦天主堂からグラバー園をのんびりリンガー住宅・オルト住宅等重要文化財の建築物を見学し、昼食のあと孔子廟・オランダ坂等を見学して原爆投下の平和公園 へ。
 

     
 グラバー園内にて
 

 グラバー園内

     
           グラバー園から稲佐山を望む                            グラバー園にて
 
    
           グラバー園内                                   石畳のオランダ坂
 
    
       長崎原子爆弾投下による戦死者記念堂                       長崎平和記念像

 平和公園は同じ原爆投下された広島平和公園と違って訪れている方も少なく寂しい気がしたが、平和記念像に手を合わせるなか、安倍自民党政権が平和憲法をなし崩しに改憲を唱え、またも戦争する国へと邁進していることに対して憤りを覚え、平和憲法を守る運動を広げ強化しなければと誓い、平和公園から宿舎である島原の「休暇村雲仙」へと向かう。
 

               
                   平和記念像前にて                                 平和の鐘 

     
        平和公園 噴水から平和記念像を見る                        休暇村 雲仙
 

  二日目は島原と言えば島原の乱で知られる天草四郎時貞が立て籠もった島原城へ、島原城の天守閣は1964年に鉄骨鉄筋作りで復元され、天守閣5階から眺める島原の街並みや雲仙普賢岳(平成新山)が霞の中に優雅に全容を見せている様は素晴らしい。
 島原城を後に雲仙地獄谷へ、地獄谷は別府地獄や久住の地獄を見慣れている私にとっては今一つ物足りない気がしたが、地底から吹き出すガスはそれなりに感動するものがあった。
 雲仙地獄を散策したあと別府までの所用時間を考えると、新田峠から妙見岳展望台へロープで登る時間がないので、いつか訪れることを期して高速を別府へ。
 

 雲仙地獄谷
 

 国道57号から雲仙普賢岳を望む

                
          島原城にて                              天守閣から島原駅を望む

 私のために長崎への旅行プランを企画していただいた関西の仲間の皆さん有り難うございました。何処かえ旅するときは是非次回も誘って下さい。