(豊後富士)



 登山口駐車場9:00−登山入口9:20−谷筋休憩所9:40−合野越分岐9:50−森林限界10:15−山頂鞍部11:05−西峰山頂11:32・12:00−鞍部12:35−合野越分岐13:35−登山入口14:00−駐車場14:15

 関西に居る時「おこじょ山の会」の仲間が由布岳に登るので一緒に登ろうと、2014年4月29日我が家に来た、由布岳には30日に登る予定だったが天候が今一つだったので、昨日は臼杵石仏鑑賞へと赴き、今日夕方の飛行機で帰阪する前に登ることに。
 途中のコンビニで弁当を買い求め、登山口駐車場に着くと今日は5月1日メーデーの日とあってか、駐車場は既に満杯状態、駐車できるスペースを見つけ登山準備、駐車場から由布岳を眺めると山頂付近はガスに覆われて見えない。
 天気予報では降水確率は無く午後には快晴と予報している、標高780mの駐車場から広々とした草原に延びる登山道をゆっくり歩き始めると、他の登山者も私たちと前後しながら歩き始める。
 
 
    
      草原を由布岳へ 山頂はガスに覆われて見えない               登山道への入口
 
    
               遊歩道分岐                          三つ葉ツツジの咲く登山道を
 
    
             合野越分岐                                    森林限界を過ぎて
 
 登山入口(東峰・散策道分岐)を入ると若葉の香りと小鳥たちの声が急に聞こえ始め、登山道は草原道と違って荒々しくなるが、この荒々しい道は谷筋の休憩所までで、そこから先山頂直下までは緩やかな歩きやすい登山道が続いていると伝え、小鳥の鳴き声を聞きながら谷筋休憩所で小休憩。
 谷筋休憩所を過ぎると山頂まで緩急の九十九折れが続き、今回何回ジグザグを繰り返すのか数えたいと思っていたがつい失念してしまい、次回訪れる時カウント機持って登りたいと思いながら、ジグザグを繰り返すなか過去の登山を話しながら登って行く。
 森林限界?を通過するとガスの晴れ間に由布市街地が顔を表し、二人から感嘆の声が飛び出す、が山頂はガスに覆われて見えないため、一人から「今どの辺りですか」と、高低差では中間を過ぎた辺りと答えるが、ガスのため山頂が見えないので、見えていたら多分「わあ〜あすこまで登るの?」とがっかりするだろうと思う。
 山頂直下まで登るとジグザグの距離も短くなり、低木が現れ斜度も段々急を増し、道幅も狭くなり道も荒々しくなってくる、低木が無くなったと思ったら東峰と西峰の鞍部に出た。
 

    
 
              山頂直下の登り                         鞍部に出て一息入れる
 
        
                鞍部に登頂                      山頂には鎖場が待っている

 山頂はどちら?と聞くので、西峰で山頂には一等三角点があると伝えるが、ガスがかかり山頂は見えない、見えるのは最初の岩場のみで、山頂へは鎖が定置されているあの岩場を登り、その奥にも鎖の定置と蟹の横這いがあり、そこを越えると山頂までは直ぐと話し、東峰は危険な個所は無く簡単に登れると言い、どうすると聞くと西峰へ挑戦すると言う。
 鞍部で説明しているときはガスで山頂が見えなかったが、岩場に取り付き始めるとガスも晴れ、岩場を私が先に登りながら「定置されている鎖は最小限以外は捕まえるな!鎖を捕まえると体が振られるので出来るだけ岩を捕まえて登れ」と言い、手足の置き場所、捕まえる場所を伝えながら蟹の横這いへ。
 蟹の横這いでは張られている鎖をしっかり掴み、私の足運びを良く見ておいてと注意を与え先に岩を横切る、蟹の横這いを過ぎると狭い尾根が少し続き山頂に出る。
 

               
 
           最初の鎖場                         一つ目をクリヤして(^_^)vサイン

                
              鎖場が続く西峰の岩場                             蟹の横這い怖さに必死に耐える
 
 山頂に着いた時はガスも完全に晴れ360度の展望が開ける、山頂部はそれなりに広く登頂記念撮影を、昼食休憩を終えたあと岩場の下りにかかるが、下りは登り以上に危険が伴うため私が先に下り、彼女の足を捕まえ足を安全な所へ導き、ゆっくり登りと同じように鎖を掴むことなく鞍部まで下る。
 鞍部まで下りたあと東峰はどうする?と聞くと割愛すると言うので、鞍部からの下りは石車に乗らないようゆっくり展望と若葉を楽しみながら駐車場へ。
 
    
 由布岳西峰山頂に登頂  一等三角点へタッチ
 
    
              登頂記念撮影                           ガスのかかる岩場を下る
 
    
       岩にしがみつく他の登山者                   下山後、登頂を噛みしめて霧の晴れた由布岳を草原から見る
 
    
下山後 晴れわたった駐車場から見る由布岳を背景に
 
 帰阪の飛行機は19時前と言う、駐車場から飛行所までは一時間半もあれば行けるので、飛行機に乗る前に別府温泉の醍醐味を味わって頂きたいと思い、私が気に入っている別府市営温泉、亀川温泉の浜田温泉へと向かう。
 浜田温泉は市民の温泉で湯桶以外は何もなくタオル・石鹸・シャンプーなどは自分で持って行かなければ汗を流すことが出来ない温泉、私はその用意をして家を出ているので山から浜田温泉へ直行。
 温泉を出ても搭乗時間までに余裕があるので、飛行場への途中にある大分県でも城跡として有名な杵築城址を見学して飛行場へ。
 

    
 
      別府市営亀川温泉の浜田温泉                          杵築城入口
 
    
 北門と本丸