雲ヶ岳から御許山へ縦走


 
国道10号線西屋敷駅付近から

 

  駐車場10:25−登山道起点入り口10:40−500m地点10:50−東弘法11:20−第二展望所11:35−雲ヶ岳山頂11:44−地蔵峠12:00−林道出合12:15−御許山大元神社12:22−林道出合12:35・12:56−地蔵峠13:08−雲ヶ岳山頂13:25−駐車場14:15

  前日7月27日、別府夏の温泉まつりが行われ、そのまつりのハイライト花火大会に宇佐の姉さんが来たので、翌日28日何処かの山でもと考えると、宇佐市に国道10号線から見える一等三角点の雲ヶ岳と御許山があるので、その山に登ろうと相談がまとまる。
 何処から登ったら良いのか判らないので、花火大会が終わったあとネットで調べると幾つかのルートが載っている、一つは西屋敷駅から御許山まで車で行くコース・今一つは正覚寺台登山口から登るコースと芋恵良から登るコースが記載されており、その中で登山口に駐車場が完備されているのは芋恵良コース見たいだったので芋恵良コースで登ることに・・・
 芋恵良に行くにはどう行ったら良いのか判らないのでナビに芋恵良を打ち込み、ナビの指示に従って対向車が来ないことを祈りながら狭い道を行くと芋恵良に雲ヶ岳登山第1駐車場と記された標識があり、駐車場に車を乗り入れると、簡易トイレだがバイオシステムのトイレが完備されており、毎日トイレの清掃が行われているらしくとてもきれいなトイレで、車も10台ぐらい駐車できそうに白線で仕切られている。
 

     
       第一駐車場 車の後ろが簡易トイレ                      白山神社へ
  
 
 登山支度をして、指標に従って登って行くと、直ぐに白山神社に着く、白山神社横に雲ヶ岳への指標があり、一昨日かと思えるように登山道の両側の草木が刈り取られとても歩きやすい広い道が続く、15分も歩くと第一展望所と記された箇所に着き、その先に雲ヶ岳入口と記された起点指標があり、頂上まで1116mと記されている。
 
 
    
                 白山神社                         白山神社駐車所横が登山口 指標がある
 
 
     
        荒れたように見える登山道は整備されている                第一展望所にて 標高450m地点
 
  
 ここから雲ヶ岳への入口なら、白山神社の所にあった雲ヶ岳への指標は何なんだたんだと考えながら入口を通過すると、登山道は狭くなり、杭を打ち込んだ階段や滑りやすいガレ状の道に変わる。
 
     
     登山道入り口起点 山頂まで1116m と記されている            少しずつ道も険しくなってくる
 
     
 だんだん急になってくる登りに休憩を採りつつ・・・
 

 ゆっくり水分を採りながら登り、ロープが現れると中展望所と記された岩の上に出た、岩の上から展望を見ると正面に鶴見岳と由布岳が靄の中に見える、ここからロープの道が続くが、同一ケ所の間では同時にロープを捕まえないように指示して登って行くと弘法と記された指標が現れる。
  

     
 中展望所を過ぎると弘法への案内が
 

 西弘法から東弘法を経て山頂に行くルートが記された指標があり、弘法とはどんな所なのか見たいと思い弘法経由で山頂へと迂回路へ、西弘法に着くと高さ10mはゆうにある岸壁の下に地蔵尊が祀られている。
 東弘法も同じように岸壁の下に2体の地蔵尊が祀られ、山頂へはこの岸壁をトラバース的に回り込み、尾根に出たところが東弘法の上で、第二展望所となっている。
 

     
           岸壁の下を西弘法へ                             地蔵尊に安全祈願
 
     
 第二展望所はスカイツリーと同じ高さを指している
 
 
 展望所からの眺めは国道10号線を始め国東半島の山々が一望に見渡せる、展望所から少し登ると1000m地点の標識が現れ、山頂まであと110mと思っていると登山道も平坦になり山頂かと思ったが、案外広い台地で山頂は一番奥に面したところにあった。
 山頂台地は綺麗に整備され、登山者がくつろげるように丸木の腰かけが置かれているが、展望は木々に囲まれ利かない、昼食をと考えたが御許山まで30分もあれば行けるので御許山の大元神社境内で摂ることにして御許山へ。

     
 雲ヶ岳山頂   右は一等三角点の標石

 
               
       山頂から御許山への案内標識                       地蔵峠の地蔵尊
 

 登山道は今まで整備されていたのとは打って変わって細くなり整備が行き届いてないが、地蔵峠まで下ると台登山口からの林道(車は通れないかも)と合流したのか登山道は三人並んで歩けるほど広くなり、次の御許山への登り中間までこの広さが続く。
 広い道が急に狭くなったと思ったら西屋敷駅からの林道と交じ合い、この林道はコンクリートや砂利で舗装され大元神社境内まで続いていた。 

     
       地蔵峠から御許山への道は広い                           大元神社
 
  
 大元神社に着くと神社前に立札があり、その立札にはこの大元神社は宇佐神宮の奥宮に当たると記され、その神社の前に大元八坂神社が祀られていたが、御許山への山頂を示す標識が無かったので、山頂はあきらめて境内で昼食をと思ったが、今一つ昼食を摂るには憚れたので林道出合まで戻り、コンクリートの道路上で昼食休憩とする。
 
     
             大元八坂神社                               路上にて昼食休憩
 

 昼食を終えると来た道を雲ヶ岳まで戻り、山頂から急な下りにロープや木々を捕まえて転倒に注意しながら一気に第一展望所まで下る、展望所からは強い陽射しを浴びながら駐車所に着くと、駐車場横の民家におじさんが居たので、車道の延長線を聞くと四日市に出ると言う。
 
 
    
        ロープを掴まえて下る                               四日市へ向かう途中で見る雲ヶ岳
 
 
 礼を述べて四日市へと向かい、姉さんの畑でキュウリの手入れを行った後、汗を流すべく温泉へ、温泉で汗を流して姉さんと別れ帰路に着く。
 あとがき、起点から100mおきにメーター札が設置されているので登る励みが出る、それと展望所の立札には東京のスカイツリーが記され、スカイツリーとの対比が記されているのが面白い。