紅葉にはまだ早い連休の 
 乗鞍岳は登山者でいっぱい



 畳平駐車場


 畳平(2702m)10:50−肩の小屋登山口11:35−蚕玉岳12:05−乗鞍岳山頂(3026m)12:10・12:25−肩の小屋登山口12:55−昼食−畳平14:30分頃

 関西に拠点を置き、私が所属する「おこじょ山の会」の会員から岐阜県白川郷に位山と籾糠山登山を企画したので参加しないかと連絡があり参加することに致しました。
 九州別府から関西に居る娘夫婦の家に世話になり、当日高山に向かうバスの中で会長さんより「台風18号の影響で位山への通行が出来なくなり、今夜の夕食時間に何処へ行くか決めたい」とお話があり、夕食時に皆で乗鞍岳へ登ることに決めました。

 

    
            畳平を出発                               鶴ヶ池から乗鞍バスターミナルを見る


 乗鞍岳登山当日バスで畳平まで行き、「肩の小屋を経て山頂へのコースで登り、同じコースを引き返すので各自自分の体力にあった歩みで事故の無いようお願いします」と会長より指示を得て、それぞれがグループを作って登り始める。
 連休の初日とあって登山道は登る人、下る人で車道一杯の人出で、他の登山者や観光客をかわしながら登ることに一苦労、私は以前二度ほど登っているが、と言っても今から30年から25年前の事だが、その時はちょんちょんと登ってちょんちょんと下って来たように思うが、歩き始めると私の記憶の曖昧さが良く判って来た。

 

     
      車道脇に花の名残を残すコマクサ                        会長よりコマクサの謂れを聞く会員

 
 肩の小屋登山口までは車道なので人出の多さもそれなりにかわしながら登れたが、肩の小屋からはガレ場と大小ゴロゴロの石が混じる狭い登山道に変わったのと、それなりの登りになったため、登山道の真ん中で休憩を採る人、自由気ままに下って来るその人達をかわしながら登るため遅々として前に進む事が出来ない。

 
    
 肩の小屋到着と登山口の指標


 乗鞍岳は登山者に限らず一般の観光客も交じって登るため登山の常識もわきまえない人も多く、それもそうかなと思っていると、今はやりの幼児を背負い子に乗せた夫婦が先に登っているのを見つけ、その夫婦に追い着き「子供さんの年は」と聞くと生後9ヶ月だと言う。
 私の二人目の孫が1歳と4ヶ月なので、その孫を若夫婦のように背負い子に乗せてと空想に浸りながら蚕玉岳まで登ると視界は一気に開け、乗鞍岳山頂の乗鞍本宮神社の小屋が目の前に見える。

 

     
        9ヶ月の子供を背負って登るご夫婦                 蚕玉岳からガスに覆われた乗鞍岳山頂を見る


     
        山頂の乗鞍本宮神社が見えるところの登山者              乗鞍本宮神社前の一等三角点


 写真でも判るように狭い山頂は登山者でごった返し、とてもゆっくり展望を楽しむゆとりなどない、私の乗鞍岳山頂は一等三角点の写真を撮るだけなので、写真を撮り終えると早々に引き揚げ、登って来た時と同様に不慣れな登山者等をかわしながら肩の小屋登山口に。
 肩の小屋休憩所で冷たい飲み物を戴きながら遅い昼食を終えると、山頂まで登った仲間、途中でじき返してきた仲間全員が休憩所に着いたので、私は一足先に畳平まで下ることを告げて仲間と畳平へ。
 
           
     乗鞍本宮神社でおみくじを求める登山者        記念撮影の前、熊が出たの知らせでどこに・・・と見る

 畳平に全員が揃った所で登頂記念撮影に、今夜の宿は明日の登山を考えてか、白川郷より少し離れた白山の麓平瀬温泉へ、この平瀬温泉の「くろゆり荘」は「おこじょ山の会」会長2代目(30年前)の時白山登山の時世話になった宿で懐かしく思い出に残る宿でした。 
 
    
            「くろゆり荘」の露天風呂                              夕食のメニュー

 
 登頂記念撮影