国崎半島の不動山岸壁に
五辻不動尊が聳える


 

 999体の五輪塔  左端で立っている人物と右端で屈んでいる人物は同一の人です

 
 NHK大分放送で国崎半島の豊後高田市で10月4日からアート作品を展示したプロジェクトを企画していると放送していたので、それに先駆けて千燈岳に行って来ました。
 テレビでは千燈岳に延びる岩尾根に男性の裸体像が展示されているのが映し出され、その岩尾根の細く伸びているのを見ただけで、作品よりその細尾根に行って見たいと思い美容師をしている姉さんに声を掛け、美容院が休みの月曜日に行って来ました。
 千燈岳の麓には千燈寺跡と言うのがあって、その千燈寺の跡地に999体の五輪塔が規則正しく並べられていたが、歴史に疎い私には千燈寺がどんな寺であったか全くわからないが、五輪塔内に記されている能書きには、鬼が人間に生まれ変わりたいと権現様と一夜にして1000の五輪塔を造ると約束したが、あと一体の所で一番鳥の鳴き声を聞き、人間に生まれ変わることなく山奥に帰ったと記され、そのためこの辺りの地名を千燈と言うと記されている。
 この千燈岳や旧千燈寺と言う所は歴史的には有名なところらしいが、私には良く判らないが、山に登って見て分かったことだが、山頂直下の岩肌に社が祀られ、年に何度かの祭りがあるのか道路や登山道は綺麗に整備され、先ほどのアート作品が展示されている細岩尾根も安全に気を配っている。
 千燈岳への山頂には不動山登山口から30分もあれば登れると思うが、今回私たちが登った所は岩肌に祀られている社までで、登山口に戻ると地元の人がいたので聞くと、山頂は社から直ぐだと言っていた。(登山口から社までは15分以内)
 

     
      千燈岳への周回道で不動山への登山口                  登山口を入ると長い丸木階段が続く


     
       細い岩盤尾根にアート作品が・・・                       アート作品を正面から不動山を見る
 
              
      不動尊へ細い岩盤を登る                     岸壁にのめり込むように立つ不動尊

 
 
        
 不動尊からの登り、岩を削って階段     岩山の不動山            岩の付け根には地蔵尊が祀られている


     

 
    

 
             
       不動山の付け根は険しい道が、でも整備されているから安全だよ       登山者の安全を祈って大日如来?が・・・

 
            
         駐車場から不動山を見る                   二人の山伏がほら貝を持って登って行く 

 
 五輪塔への入口から見た不動山と千燈岳

 
    
                 五輪塔群            夷谷温泉の水車 帰りにここで入浴(70歳まで300円70歳以上200円)