紅 葉 を 求 め て 鶴 見 岳 へ



 先日白山スーパー林道を訪れた時、色づき始めた紅葉を思い出し、スーパー林道と同じ標高を持つ鶴見山を我が家から眺めるとロープウェイの中腹は今が一番良い紅葉を迎えているように見えるので、月曜日休みである姉さんに紅葉見に鶴見岳へ登らないかと声を掛けると、一声で行くと言う。
 鶴見岳へは歩いて登りたかったが、姉さんが宇佐から来た時間を考慮してロープウェイで登り、下りを歩いてと車でロープウェイ乗り場へ、ロープウェイに乗るまでは視界も良くロープ高原駅から山頂まで眺める事が出来たが、ロープウェイ山頂駅まで行くと山頂付近は風が強く、おまけにガスがかかり視界10mと言う悪天候で、取り敢えず防寒服で身を包みゆっくりした足取りで山頂へ。
 山頂公園一体は紅葉の時期を過ぎ、木々は葉を落とし枝だけになっていたので下山を始める、途中風の当たらない紅葉の素晴らしい場所で昼食休憩を摂っていると数人が登って来た、鶴見岳は初めてらしく山頂までの所要時間を聞いてくる。
 鶴見岳は別府市の一気登山の山で、登山道は良く整備されており、50mおきに標高差と次のステップまでの時間が記され、標高1000mまで下ると紅葉の色が素晴らしくなるが、その素晴らしい紅葉をカメラでとらえる事が出来ない、それなりに目クラめっぽうシャッターを切るが、帰ってから見るとやはりダメ、木々に覆われているためかもしれない。
 落葉した木々の葉を快い音を踏みしめながら火売神社まで下りると、境内一帯は銀杏の実が所狭しと落ちており、それはもう銀杏独特の匂いを発し、階段では銀杏を踏むと滑り易く手すりを持って慎重に下る。
 堰堤工事の脇を通り高原広場まで下ると、まだ早いのではと思える寒桜があちらこちらに咲いている、約4時間の鶴見岳紅葉ハイクでしたが楽しむことが出来ました。


            
          高原駅から山頂を望む                           切符売場 

 
    
        ロープウェイ                                  ロープウェイの中から眺める紅葉

 
 
    
ロープウェイの中から眺める紅葉

 
 
            
ロープ山上駅付近の広場
 
 
    
        ロープ山上駅から山頂へのスロープ                     ガスに覆われた山頂

 
    
      頂上付近 ススキの中を下る                          ハゼ科の木が真っ赤に色づいている

 
   
       ノンアルコールで乾杯                              落ち葉が気持ちいいよと・・・ 

 
    
       一気登山道の標識                                 落ち葉のジュウタン

 
 
    
      この登山道で一番難儀なところをスイスイと・・・                  遠くに色づいたモミジ

 
 
    
        紅葉したモミジ                          登山道に自然の椎茸を見つける(酒のアテに早速食した)

 
 
    
          滑り易い落ち葉の上を慎重に下る                     色づく紅葉を下から見る

 
    
        標高800m地点から見た鶴見岳の斜面                       火売神社 


     
        火売神社境内 銀杏の実                         高原広場の寒桜