私、眞名井 一正と申します。
15・6年前、山の会で天橋立に観光旅行に行った折、元伊勢神宮に立ち寄り、偶然にも奥宮に祭られてい
る眞名井神社を発見。
山の仲間に請われるままに宮司に接見し、眞名井神社の概略をお聞きし、大きな謂れが秘められていることを
知り、後日お話を伺うことで別れ、翌年車にて伺う。
翌年、母と長兄で再度お伺いして、宮司さんに面会し、眞名井神社の謂れを改めてお聞きすることに、宮司さ
んも数ある神話の名称がついた祠の中に、なぜ眞名井神社と個人名ついた祠があるのかについて興味が湧き、
調べると、日本で一番古い系図に眞名井と言う名前が記載されており、さらに調べると、水や農耕にまつわる神
にたどり着いたと教えて戴いたが、人間として個人名を名乗るようになった年月日までは判らないと言う。
その後、私は旅行や山行きの時、眞名井神社や眞名井の滝など、眞名井と名の付く名称があれば、地元の
人や管理者、役所の観光課に趣き、謂れのお話を伺うが、いまだこれと言った納得のいく話は得られていません。
今年(04年)10月に由良岳に下見登山に行った帰り、大江町の元伊勢神宮に立ち寄り、お話を伺うも眞名
井と言う祠がないので判らないとの事でしたが、橋立の神宮に行けば判るかもとの問いに、橋立の話をすると思
案顔で、お礼を述べ後にしました。
これからは歴史本と地名に趣くことの二本立てで調べて行きたいと思います。