丹波の国一宮 元出雲 眞名井の水を訪ねて 2006年8月2日、おこじょ山の会の下見で京都府亀岡を訪れ、下見のあと千歳町に出雲大神宮があ り、その神宮に眞名井の水が出ていると言うことで立ち寄って見ました。 案内に居られた方に、私が眞名井の言われを訪ね歩いていることを告げ、教えを請うと眞名井の言わ れは判らないが、眞名井と云う言葉は井戸を指し、清らかな水を指していると、よってここで湧き出てい る清水は御神体山の御蔭山(御影山)から出でる水を真名井の水と呼んでいると教えを戴きました。 また、眞名井の水と呼ばれて多くの人々に愛飲されている清水は九州をはじめ、中国地方から東北 地方まで広がっており、そのほとんどが神話の現存する神宮や大社の命社として祭られており、私も大 いに関心を抱かされる。
御神体山の御蔭山(御影山)から出でる眞名井の清水 他に三箇所ある 以前訪れた天橋立元伊勢神宮の宮司さんのお話では、稲作を司る豊受命から来ていると教えを教授 されたことを思い出しますが、神話の世界ではなく37代続いている私の先祖がいつどのような身分で眞 名井を名乗ったのかを今後も機会があれば調べて行きたいと思っています。 なお、訪ねた出雲大神宮の御祭神は大国主命と美穂津姫命の二座が鎮座しており、大国主命を島根 の地に還し、今の出雲大社となり、当神宮は元出雲の信仰があると記されている。 出雲大神宮の本殿 また、ご神体山を総体して千年山と呼ばれており、お話をしている間にも大きなポリタンクを両手に提 げ御神水を汲みに訪れている方がいました。
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