智恵ちゃんの言葉 本日は父のためにこんなにたくさんお集まりいただきまして、ありがとうございます。 おとうさんへ 約40年間という非常に長い間、阪急電鉄での勤務ご苦労様です。 私が小さいころから、お母さんが病気をしていたのでお父さんにご飯を作ってもらったり、山登りに連れて行ってもらったりしましたことに、いろいろなことを母親代わりにしてくれました。 私が中学に入ったころから泊りの勤務をするようになり、母も入退院を繰り返し、父が泊りで家に居ないときは、私が母の面倒を見ていると自分なりにまだ幼かったこの頃は遊びにも行きたいし、ちょっとぐらい勉強もしたいし・・・と正直しんどかったです。 でも家に居るときは左半身のマヒが強くなっているお母さんのリハリビリを自分で考えて一生懸命お母さんのために体を動かせてあげようとする姿を見て、素晴らしいお父さんだなぁと思い、周囲からも「いいお父さんだね」と言われることが多く、私の自慢です。 私が19歳のときにお母さんが亡くなり、男手ひとつで育ててくれて、いっぱい苦労もかけたのに結婚するときはいろいろと心配や迷惑かけてごめんなさい。 お父さんに大事に育てられたおかげで、今私も家庭を持ち、ほんとに可愛い息子の恭哉も元気に育っています。 お父さんも恭哉のことをとても可愛がってくれるので恭哉も「じいチャン大好き」とよく言ってます。 お父さんの影響と家の近くを走っていることもあり恭哉も阪急電車大好きです、まだ4才だけど「阪急の運転士になりたいなー」と夢を持っているようです。 心変わりがあるかもしれないけれど恭哉の夢が実現するまで長生きしてね、今もシニアとして働いていますが、くれぐれも体には気をつけて頑張って下さい。 ほんとにひとまずお疲れ様でした。 ー智恵ー
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