恭哉はじめてのスキー

 山仲間の一人から孫を連れてマキノスキー場に行くので一緒に行かないかと誘われ、一も二も無く快くご一緒させていただくことにした。

 恭哉にいつも行くユリポンとスキーに行かないかと誘い、前日の夜我が家に来て朝早く大阪駅から敦賀行きの新快速に乗り、高槻駅から乗り込んできた山仲間と4人で滋賀県マキノスキー場へ。

 ユリポンは昨年スキーの経験があるが、恭哉は初めてなのでとりあえずスキー用具の装着から教えなければならない。

 スキー場に着くとレンタル屋に行き、蔵王や信州のスキー場では衣服からレンタルできるのでマキノも同じように考えていたら、マキノでは衣装は無いと云う、仕方ないので私の山用のズボンをはかせ、靴とソリを借りてゲレンデへ。

    

 まず初めてなので転倒したとき立ち上がりの練習からボーゲンの基本を教えるが、早く滑りたいのか中々思うようには行かない、午前中はとりあえず基本を教えて午後本格的な滑りに入ると、案ずるよりスムーズに滑って行くではないか。

    

 最初はボーゲンが上手く行かず転倒していたが、何度か繰り返しているうちボーゲンも上手く使えるようになり転倒することも無く、面白みがわいてきたのか休憩中ソリ遊びをやっていたが直ぐにやめスキーに履き替えまたも滑り始める。

    

 上手く滑れるようになったが帰る時間が近づいてきたので、その旨を伝えるともう一回、もう一回と一人でスノームービーに乗り滑降を繰り返している。

    

 風呂に入る時間が無くなるよと伝え、スキーをレンタルに返し、入浴後夕食を終え循環バスの時間を見ると本日のバスは終了していたため仕方なくタクシーを呼んで駅に着くと、今度は大阪までの直通列車が無く、乗り換え乗換えで21時過ぎに帰宅する。

 翌日夕方恭哉を蛍池の自宅まで送り届ける車の中で、スキーはどないやったと聞くとまた行きたいと言うので覚えはじめが肝心なので、日程が合えばば連れて行きたいと思う。