2013年5月の大型連休後半 こんなはずではなかった田舎の畑の草むしり |
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4月後半から5月前半にかけて大型連休の訪れにあわせて前半は須磨水族館、後半は別府のじいちゃんの家へ、5月2日学校が終わったその足で新幹線に飛び乗り豊後中津へ、駅に着くと叔母さんが車で迎えに来てくれており、とりあえず今日は叔母さんの家に泊まる。 3日は叔母さんと一緒に別府の家に行くことに、何時もは国道10号線を走るが今日はじいちゃんが恭哉の知らない高原をドライブしながら別府に行くといって、3年前山に連れて行ってくれた道を山奥へと行くと叔母ちゃんがこの先に大きな滝があると言うので行くことにした。 東椎屋の滝入り口 滝の入り口に車を置いて河原を5分も登って行くとものすごく高い滝が現れた、滝の高さをじいちゃんに聞くと、はっきりしたことは判らないが見た目では85〜90メートルかなと言う、水の量が多かったらもっと良いのにと思ったが、じいちゃんが今川の水を田圃に分けているので少ないのかなと言う、写真を一杯とって駐車場に戻り、駐車場のおじさんに「あの滝何メートルあるの」と聞くと85メートルと言うのでじいちゃんは凄いと思った。 |
東椎屋の滝 |
滝を見たあと高原の方に車を走らせているとじいちゃんが急に車を止めたので「どうしたん」と聞くと滝が在ると書いている、車を降りて見るとちょっと遠いが落差の低い滝が豪快な水をたたえて落ちている、さっき見た滝とまた違った滝を見れて今日はついている、滝を見たあと高原に出ると山は真っ黒になっている、じいちゃんが山を野焼きしたあとと教えてくれた。
東椎屋の滝 国境の滝 真っ黒な山を見て叔母ちゃんが「ワラビ」が出ているかもしれないから行って見ようと言って、またも山道に車を乗り入れる、車を降りて焼けた山の中に入ると靴もズボンも焼けススが付き真っ黒になる、じいちゃんが何かを摘み取ったので「それは何」と聞くとこれが「ワラビ」だよと教えてくれた。
国境の滝を見る 野焼きの中に逞しく咲く花 周りを見ると一杯あるが僕は「ワラビ」より風景を見るため山の上へと登って行くと素晴らしい景色が見えてきた、じいちゃんと叔母ちゃんにすごいきれいだよと言うと二人が登って来てすごいなーと言う、「ワラビ」を両手一杯とって車のところに戻ると他の車が二台やってきた、見ていると他の人も「ワラビ」が目的らしい。
別府・由布の山を背景に ワラビを摘む叔母ちゃん ワラビを採ったあと何処か景色の良い山の上でお昼ご飯食べようと言うことでコンビニで弁当買って、今年の正月登った山のほうに走っていく、着いた所が湖でじいちゃんが志高湖と教えてくれた、駐車場は満杯で置く所がないので山道に置いて池の側まで行くと一杯の人がご飯食べたり、ボートに乗ったりしている。 足漕ぎボートに乗って お昼ごはんを食べ終えた後ボートを借りて池の中へ、ボートを漕いでいると鯉が餌を貰えると思って船のあとから着いて来る、餌をあげると美味しそうに食べ次から次鯉が船の側にやってくる、ボートから降りて次何処行くんと聞くとワラビ採ったから筍があればなと言ってショウブ園のところまで行ったが人が一杯居たので諦めて帰ることに。 別府の家に帰る前に母ちゃんバーちゃんのお墓に弟が生まれたよと報告するためにコンビニで線香とローソクを買って墓参り、母ちゃんバーちゃんに弟の報告をして電気屋さんに寄り、じいちゃんが新しい電話機を買って別府の家に着いた。 4日は早く起きて何度も行った事のあるじいちゃんの生まれた清川村の畑に行く、昨年の夏母ちゃんと一緒に清川村の畑で草むしりしたことを思い出したが、まさか今日も畑の草むしりするとは思っても居なかった、確かに母ちゃんが家を出る時じいちゃんに軍手を買ってもらってちゃんと草をむしっておいでと言われたが、まさかほんまに草むしりをさせられるとは・・・
恭哉の農作業 畑に着くと春にじいちゃんが刈り取っていた草が乾燥して、春の続きを耕かさなければと言っていた場所はじいちゃんの知っている家の人がちゃんと耕かしてくれていたのですることが余り無く乾燥している草を燃やし機械で出来なかった所だけ鍬で掘り起こし、畑のアゼの草を鎌で切っただけだったので昼までに仕事が終わったので叔母ちゃんがなんか判らんが橋をあるところを知っていたら連れて行けとじいちゃんに言ってその橋があるところに。 轟橋 橋は石で出来ているめがね橋で大分県の重要文化財とかじいちゃんが言っていた、別府に来た時じいちゃんがあちらこちら連れて行ってくれるので石で出来た橋は知っていたが、ここの橋はすごく高くその横にもう一つ石の橋がある、こちらは少し低く小さい橋の上で昼ご飯を食べた。 別府に帰る途中竹田に立ち寄ると昨日よりもっとすごい滝が在るから行って見る?とじいちゃんが言うので一つ返事で行くと云う、がここから竹田に抜ける道をあまりよく知らないので標識を見落とさないで(ナビの無い車)と言いながら竹田へ。 その竹田に行く途中叔母ちゃんが変な看板を見つけ、とりあえずその看板の案内が書かれた所まで行って見ると何かわからんが山の中に丸いものがある、じいちゃんにこれなんな?と聞くと「谷から流れてくる水を山の下にある集落の田圃に公平に水を分けるものらしい」と言ってくれたが、じいちゃんも「水分れ」と記されたところから想像しただけで水も湧き出てないこの場所に何でかわからんと言っていた。
水分の能書きと円筒水路 竹田市街を通り抜け久住への道を10分ほど登ると滝の標識が現れ滝の入り口に、駐車場に車を置いて滝への下りに黄牛の滝(みずうしのたき)と記された標識があったので「きいろの牛滝」って変な名前と思って滝のそばに行くと、昨日の滝は高かったが水が少なく、今目に前にある滝の高さは15メートルぐらいだが水が多くすごい、しぶきが飛んでくるので側まで行けないがじいちゃんの言ってたようにすごい滝だ。 黄牛の滝 滝を見たあと竹田市街まで戻り、またも国道脇に珍しい石の橋、めがね橋があるから寄って見ようと言ってその橋に着くと確かに珍しい橋だ、めがねの一つは川が流れ、もう一つは道路(国道)になっている。 国道442号線に架かる石橋 今日はお昼まで畑仕事を手伝わされたが昼からは恭哉の知らない所に連れて行ってくれてありがとう、特に勉強になったのはタイヤのブリジストンは石橋(ブリッジ「石」ストーン「橋」)から名が付けられ、石の橋は何百年の歳月にも耐えられると聞いて「では今も石橋を作ったら良いのに」と言うと、今では石橋が作れる技術者は居無いと云う、今日見た橋はいずれも100年以上の物ばかりと言う。 5日は豊中に帰る日だが、帰るまでの時間じいちゃんが叔母ちゃんの家の近くにテッペン(国土地理院の三角点)が在るから探しに行こうと言うが、テッペンは山の上しかないよと言うと何処にでもあると言うので付いて行ってその場所を探してみると在った、じいちゃんが恭哉の行っている学校の近くにもあると言うので、今度一緒に探してみようと思います。じいちゃん叔母ちゃんありがとう。
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